「ノスタルジアの階層」
正直者がバカを見る
そんな御伽噺があったころ
幸福が手なづけられていた
ケージの中で飼育されていた
安らぎもつながれていた
サーモスタッドも調達されて
我慢強いと思っていた人
行く先を告げるときはアピール
きょうは雨が降っているけど
きょうは寒いけど
深い感情はシェイクするな
残念な記憶はブレンドするな
爪を切りすぎた朝は
アイラインが決まらない
情報を見すぎた悪い猫は
視力が落ちたらしい
それでハーモニーは生まれない
そこでハーモニーは生まれない
防衛本能が膨らんでいる
風船のように破裂しそうなくらい
君のシロナガスクジラの絵は奇跡の一枚
やさしがあふれていた
やさしさがあふれてゆく
やさしさがあふれてゆく
君の思いがあふれてゆく
オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark