「選ばれた君へ」「共同体への手紙1~4」
✉「くちばしに咥えられていた手紙・選ばれた君へ」
季節の脚本に
花は踊る
今日の脚本に
太陽は歌う
明日の脚本に
命は祈る
運命の脚本に
見えない力は働く
時代の脚本に
嘘を演じさせられてはいけない
言い訳を並べたら
君は向き合える権利がなくなる
「わずかに生きがいとする何か」に選ばれてしまった君へ
この世界に選ばれた君へ
✉「くちばしに咥えられていた共同体への手紙1」
音楽はパスポートじゃない
哲学はビザじゃない
文学は許可申請書じゃない
「くちばしに咥えられていた共同体への手紙2」
オプティミスト
ペシミスト
レジスタンスなんておおげさだ
背負わせないでやってくれ
✉「くちばしに咥えられていた共同体への手紙3」
都会派でもない
田舎派でもない
食べることが生活なら
眠ることが暮らしなら
働くことが人生なら
目が覚めたなら
世界(空間)とつながる
肌寒いなら一枚羽織る
暑苦しいなら一枚脱ぐ
身も心も
✉「くちばしに咥えられていた共同体への手紙4」
この町に住む彼は
ハムエッグとコーヒーで一日を始める
ティファニーの彼女は
クロワッサンで一日を始める
きっと誰かは
会社の途中でコンビニに立ち寄る
世間体のためなら
面目のためなら
無理にピンチをチャンスに変えなくていい
したたかなプリテンダー
飲み込まれて詐称させられるな
オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark