「幻想的が美しいなんて誰が決めたのだろう」
寝ぐせの直らない朝
帽子をかぶってゴミ出し
以前の自分なら
恥ずかしがってできなかったことだと思いながら
少し早めの時間
自分の足音が気になるほどの静けさの中
過去の記憶を消したくなっているのは
自分だけかもしれないと
つぶやきがこぼれる
その当時
目の前にいた人たちの顔まで浮かべて
そろそろ明ける空
ゴミ出しの帰り道に見える景色
歩道の樹木は
まだ昨夜のなごり
空のオレンジ色がロマンチックだなんて
誰が言い出したのだろう
幻想的が美しいなんて誰が決めたのだろう
オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark