「容器に入った愚かさがなくならない」
容器に入った愚かさがなくならない
逆さまにひっくり返しても
まだあふれそうなくらい
もとのまま
手品のように
魔法のように
もとのまま
そばには誰もいない
陽は沈んでいく
折り返した
道の途中で
肌寒さを感じるだろうか
喉は渇くだろうか
靴紐はほどけるだろうか
容器に入った愚かさがなくならない
目を閉じてしまう前に
足が止まってしまう前に
メロディーを口ずさんで紛らす
陽は沈んでいく
明日の朝
7:00に小さな舟が出る
雨が降らなければ
君さえよければ
そばには誰もいない
愚かさがなくならない
心にいっぱい
許していない分だけ
許していない分だけ
愚かさがあふれたまま
短い人生でも100年分の祈りを満たして
最後に自身の審判をくだすのは自分だから
オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark