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「そんなに曲がりくねってはいないのに」


ものごとの2回めから
上手くいくかどうかは

失敗したあとに
やり返せるかどうかは

やろうとしていることに酔えるほど
愛しているかどうかにかかっている

ビキナーズラックはあるだけまし
それくらいに思うほうがいい

現実とフィクションの境界線を
探すことになってしまった人は
大切にしていたプライドを
うすっぺらい言い分けにすりかえられてしまう

年老いて表情が豊かになる人
年老いて表情が少なくなる人
どちらに嘘が多い?

人生は
そんなに曲がりくねってはいないのに
迷路のようでも
まっすぐなのに

自分で勝手に作ってしまっている敵に
行きたくない方角へ誘導されて
的外れの評価に背を向けたころのように
自由に目を開くことができない

あんなに愛したのだから
自分は愛されているはずだと思わされている


どちらかの計算は正しい?
どれかの計算は正しい?


人生は
そんなに曲がりくねってはいないのに
迷路のようでも
まっすぐなのに

美しくなくても
まっすぐなのに


今ごろ

相変わらずの減らず口で
ため息の数を数えながら
空き缶を捨てる場所を探しているんだろう
きっと

ドキドキするのはいいけれど
無駄な緊張をさせられるシステムには
乗っからないほうがいいい



#君の季節の見送り方


オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark