見出し画像

「詩を形にする理由のパレット」



昔の詩人さんにはBGMなんてなかった

昔の詩人さんには写真なんてなかった

昔の詩人さんには辞書すらなかった

昔の詩人さんは自分が思うことをどれだけ信じていたのだろう


昔の詩人さんは自分が選ぶ言葉にどれだけ命をかけていたのだろう


「詩の放牧」


詩を放牧している

それ以上のことはわからない


詩はころころ転がっている

それ以上のことはわからない


甘いポエトリーの匂いがするほうへ

苦いポエトリーの匂いがするほうへ


「昨日よりも詩人らしく」


昨日よりも詩人らしく

昨日よりも詩という形にこだわって

昨日よりも詩に託す思いを深くして


瞬間瞬間の

自分の心を解剖する


昨日の解剖結果とは違う

解剖結果が出ることもある


感じているままを言語にできるか


自己表現の最大限として

自己防衛の最小限として


昨日よりも詩人らしく

昨日よりも詩人らしく


「代表作品のない人生でも」


駄作って

つきあい方が難しい

つきあい方がわかるまでは

どこか

気持ちが悪い感覚が

つきまとう

それでも

目を覚ましてくれたアートに

恩返しするために

表現し続ける者で

ありたい

代表作品のない人生でも


「人生にガッツポーズはいらない」


人生にガッツポーズはいらない

そう思うようになってから

必要なのは祈り

そんな自分に変わった

願いごとの祈りではなく

本質を整えるための祈り

まだ見ぬ世界のための祈り

だから

" 詩 " という形に落とし込むことにしたみたい


「感情の蘇生のために」


覚悟を持って

未知の調べを奏でる

気概を持って

傷つきやすさの奥にあるものを解する

その " Great hope "

捨て身ではなく

指針に変わるころ

生涯の摂理が見える


すこやかなるときも

病めるときも

詩は そこに舞う

そこに散る


新しい感情の種がまかれるために

次の誰かが詠うために




#詩人のパレットQ2


オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark