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「ジェラシーも忘れるころに 雨に包まれるスタイル」



 

ぐずぐずと雨は降る

たんたんと雨は降る

サクサクと雨は降る

命がけのように雨は降る


雨に包まれて
ビルの街は黙り込む

灯る明かりは
輪郭がぼんやりにじんでいる
バイクはしぶきをあげて走り過ぎてゆく

ちょっとしたジェラシーも忘れるころ


気持ち悪くさせたいだけのフレーズ
とめどなく並べられてゆく

アンブレラは広く広げて
歩道を踏みしめよう

多少は濡れるよね
足元は特にだよね

  

この街の純粋さは
変形してしまったけれど
まだ
何かに出会えるさ

この街の無防備さは
取り戻せないけれど
まだ
何かに出会えるさ

それは大きな理由にはならないけれど
人生の1ページを
書き添える後押しになるよ

 
自分が自分を作りたい

自分で自分を作りたい

鑑賞されるための作品としてではなく

新しい風景を見届ける側の自分を

自分が作りたい

  

ぐずぐずと悩む

たんたんと悩む

サクサクと悩む

命がけのように悩む

いつも曲がり角の答えを逃して

出きあがってしまった

悩むスタイル

 

雨に包まれる日は


アンブレラは広く広げて


歩道を踏みしめよう

 




#行進曲が連れてゆく場所



オリジナル詩と音楽AI生成、イラストAI生成で遊んでいます。 YouTubeチャンネル「ポエトリーパーク910 」 https://www.youtube.com/@QioPoetryPark