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自分で配信してみて見えたもの

踊るアホならなんとやら

 割と周囲に流されやすいタイプです。
 タイムラインで何か楽しそうな事をしているとちょっと乗ってみようかなと思ってみたりする程度には雑に構えています。
 最近はタイムラインで気軽に配信をする人が増えてきたのでなんか楽しそうだったんですよ。という訳でやってみたら色々面白かったので今日はそれについての雑感を適当に書いていきます。
 
 使ったのはツイキャス。PCからヘッドセット使ってみたら音声がブツブツとしたのでiPhoneにマイクを繋ぎました。マイクなしでも机に置いて喋れる程度には感度が高いのでそれでも良さそう。生活音が入っていくので注意が必要ですが(プラモデルの筋彫りをする音すら拾っていました)。

準備したこと


 多くても五人くらい聞きに来るのがせいぜいだろうとは思っていましたが、それでも一応人前で話すということである程度は方向性を考えました。事前にアンケートを取ってみたらゲームと漫画の話に需要がありそうだったので、自分の好きなゲームや漫画を語る配信という事に決めました。
 地元のイベントでMCを何度か担当するなど、人前で話す機会がこれまでにもあったのでそこで経験した台本の書き方でざっくり話す事をまとめたメモを用意しました。単純に「このゲームの好きなところを忘れないためのメモ」として箇条書きでまとめた程度です。あまり詳細に書いて台本然としたものを作ってしまうと、それを読み上げる感じになりがちで、それはとてもライブ感を損なってしまうのが好きではないのでこのような準備に止めました。
 話したい内容がなくなるのではなくて話したい内容を忘れてしまう事の方が問題だったわけです。
 元々僕はプレゼン能力が壊滅的のようで、自分が勧めた物を手に取ってもらった記憶がほとんどありません。なのでとにかく自分が好きなものの好きな所を一方的に話していくというスタイルに徹しました。相手が知っていようが知っていまいが特に気にせず話していく感じ。
 これは続けていく事で僕の趣味が大体理解されていって、趣味が合うと思った人が手に取ってくれるのではないかという希望的観測も含まれます。そこまで続けるかどうかはわかりませんけども。
 
 好きなゲームの事をざっくり思い出しながらメモを取って、あとはマイクの調整をしてから配信開始。数人の方に聞いて頂けました。ご視聴ありがとうございました。

やってみてわかった事

 わかった事というか、僕はShowroomで配信者の方の配信を見るのが好きなのですが、彼女らが配信に当たってどのような準備をしているか、どのような心構えでいるのだろうかという事が少しわかった気がしました。雑談枠はまだしもある程度のテーマトークの場合は皆さん結構ちゃんと下調べをしてから挑んでらっしゃるのはわかっていましたが、どれくらいの分量でどれくらいの話が出来るのかというのは配信だと少し勝手が違いますね。特にコメントの反応も考慮した上で話の方向性を舵取りしつつなので。今回は30分のみの延長なしでやってみましたが、その辺の枠の時間と話のボリュームやペース配分は経験していかないとわからない部分ですね。
 
 やる前の周知とか告知とか、色々と知名度を上げるために彼女らが何をしているのか普段から見ているわけですけども、それがどんな気持ちでやっているのかが何となく(ただ漠然とみている時よりは)理解出来た気がします。こういう体験は実際にその立場になってみると色々な事が見えてきて面白いですね。

配信の方向性

 元々雑談枠でうまく話を持って行けるかわからなかったので、話すレールをある程度定めておけばコメントなしでも枠を埋められるのではないかと思って決めた「好きな事を語る」ですが、なかなか良い案配でした。極端な話、誰も聞いて無くても勝手に喋れます。それなら配信でやる意味がないだろうっていう事にはなるのである程度反応は欲しいとは思いますが。とりあえず(好意的な意味で)黙って聞いておこうっていう人もいるというのも理解出来ました。配信しながら聞いてたとか言われたらまあちょっとびっくりしますよね。
 ちなみに翌日の午後に配信もしてみましたが、そもそもTLの人たちが夜行性すぎて二人くらいしか来なかったので普通に雑談してました。コメントを沢山して下さる方がいるとこんなに話がしやすいんだなという事もよくわかりました。たまにShowroomの配信を拝聴している時に発生する「自分しかコメントしてないのってどうなんだろ」状態ですが、コメントが一切ない事に比べれば圧倒的に助かりますね。話しているうちに他の人もコメントに入ってきてくれるかもしれないので視聴時のコメントは気にせず出していこうと思いました。
 割とコメントが少なくてもそれなりに勝手に喋れるタイプっぽい事がわかったので雑談枠もいけそう。リスナーのコメントと会話するのが楽しいと思うタイプと、自分の話したいことを話すのが楽しいと思うタイプに分かれるっぽいんですが僕はどうも後者のようです。コミュ障っぽい感じがします。
 というかあの時はyukiさんがいてくれたので散々弄らせて頂いたので間が持ったという説は有力ですが(ありがとうございました)。普段は全然喋らない(喋る相手がいないから)ので自信なかったのです。いや、友人との電話なら数時間平気で喋ったりもしてたんですけど、不特定多数の人を相手にした、ある程度相手を楽しませる前提のお話となるとちょっと勝手が違うんじゃないかなと思って。
 
 それはそれとして今後も続けるなら好きな物を語ることをメインにしていこうと思います。

やってみないとわからない

 Twitterにちょっと書きましたが、実際に自分でやってみないとわからない事はとても多いですね。インターネットによって個人で気軽に摂取出来る情報量が爆発的に増えたために、他人の情報を摂取しただけでそれを知ったような気分が味わえてしまうんですが、結局それは何の糧にもなっていないどころか自分が空っぽになっていく感覚がありました。それに気付くまでに結構かかってしまいましたが、今では出来るだけ自分の体験を自分の言葉で表現出来るようにしていきたいと思っていますし、つまらなかったものを酷評するような事は出来るだけ避けているつもりです(たまにやらかしてる事もある)。
 
 家の事情で平日は無理でして、家族が寝た後の金曜か土曜の深夜にやるくらいだと思いますが、もうちょっと(あまり深く考えずに)続けてみようと思います。

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