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③決断~資料取り~装着開始

[決断]
キャンペーン価格だからといって即答することはできなかったので、実際にインビザライン矯正をしている衛生士さんに話を聞き(痛さとか滑舌はどうなのか、装着した感じはどうなのか…)、家族と相談し、自分なりにネットや図書館でも情報を集め、ようやく決断することができた。


[資料取り]
そして1か月後に歯の資料取りをした。「型を取る」といっても昔のように口の中に紙粘土みたいなのを塗って固めるみたいなやり方ではなかった。3Dスキャナーという便利な機械でなぞるように当てるとすぐにパソコンに立体的な歯の形が浮かび上がった。医学の発展は本当に素晴らしい。2週間後に治療計画など説明を聞きに来るよう言われ、その日は資料取りの4万円を払って終了。


[説明を聞く]
2週間後、治療計画など説明を聞く。スキャナーで撮った画像をもとに、治療シミュレーションが作られた。最初は歯を抜くかもなんて話もあって、ちょっと不安だったけど、歯を抜く必要も削る必要もないことがわかってほっとした。さらにゴムかけの必要もないらしい。こんな感じで歯を動かしていくのか。治療計画をパラパラ漫画で見ているようでイメージしやすかった。昔はこういうのなかったな。私のパラパラ漫画(アライナー=装置)は全部で63枚。1週間ごとに新しい物に交換だから、計画通りうまくいけば63週間、言いかえると441日間、つまり1年と76日間かけて動かすことになる。うまくいくといいなあ。
この日は料金なし。次回からついに始まる。


[装着開始]
・1週間目
7月26日。いよいよ今日から装着開始。衛生士さんから詳しい使い方の説明を受ける。衛生士さん曰く、私のときと違って今はかっこいいケースですね、と。実際に外してはめる練習もしたが、慣れるまではかなり大変かも。特に下の歯。外すのもはめるのも時間がかかり、ヨダレがタラタラ(汗)。コロナ禍のおかげで外食に行くこともないし、仕事中におやつも食べなくなってたからよかった。人前では外せなさそう。。

・2週間目
8月2日。最初は違和感があって気になってしょうがなかったが、他の人のブログ等でもある通り、3日もたてば慣れてくる。ただ、相変わらず下の歯は外しにくいしはめにくい。あと2日で新しいアライナーに交換、というところで下のアライナーの縁を中に巻き込んでしまうという事態が発生!戻そうにも戻せないし、こんなことがあるんだなぁと反省。土曜日の夜だったので歯医者もやっていなかったけど、ちょうど月曜日に次の予約をしていたのでとりあえずそのままに。ただ巻き込んでしまった分アライナーが厚くなってしまい、歯の違和感が出てしまった。

・3週間目
8月8日。恐る恐るアライナー巻き込みについて報告すると、「あ、そうでしたか。もうこのアライナーは使わないので捨ててしまっていいですよ」とのことだった。ふう、よかった。この日歯にアタッチメントという樹脂製のボタンのようなものをつけた。どうやってつけているのかは見えないのでわからなかったけど、粉(?)を吹き付けたり、削ったり、機械のピ音がしたり、けっこう大がかりな音がして、ちょっと緊張した。粉を吸いこんだような感じがして、さらに顎がザラザラしている感じがして、これは不快。このアタッチメント、取れることもあるらしいけど、またこの作業をするのかと思うと外れないでほしい。今後はこのボタンのお陰で付け外しがさらに難しくなるという。もう巻き込まないよう気をつけなきゃ。またアライナーの付け外しの練習をした。アライナーは奥歯から外して前歯からはめるといいらしい。外しやすいようプラスチック製のフック(のようなもの)をもらったが、かえって使いづらいのでこれは使わなそうだ。そしてチューイーというシリコンゴムみたいなのをしっかり嚙んで(特に八重歯とか)アライナーをしっかりはめるよう言われた。
それから9月末まで分のアライナーを受け取った。家に帰って第1回目と今回もらった一番最後の分のアライナーを重ねてみた。え、ほとんど変わらないじゃん!
そうか、子どもと違って大人はゆっくりしか動かせないんだなぁ。

・4週間目
8月15日。だいぶ慣れてきた。歯の締め付け感にも、付け外しにも。しゃべりにくさも最初は気になっていたが、これも時間が解決してくれたようだ。マスク生活のおかげで唾を飛ばして人に迷惑をかけるということもないし、付け外しが面倒なので、間食をすることもない。午後のコーヒーも飲まなくなった。飲むのは水(たまにお茶)ばかり。


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