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歌いたい欲求

こんにちは。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
私は相変わらず、勤務も含め、なるべくステイ・ホームな毎日を送っています。

ちょっと前になりますが、息子から、「どうしてそんなにお菓子を食べるの?」と聞かれてしまいました。そのときにとっさに答えたのが、「ストレス解消方法が歌うことと食べることしかないからだよ」でした。
イラっとしたら食べるんです、ダメですねえ(笑)。

♪大金を稼ぐ 体重は増える
L⇔R「STAND」より

大金は稼げないですが、稼ぐ+家事+育児=体重は増える!!
です(汗)。

本当は歌うことが大好きだったはずなんですが、絶対音感を持ち合わせる故に、自分が音を外すことが分かってしまい、分かってるが故に歌わなくなり、恥ずかしくなり、そうこうしているうちに、声が出なくなってしまった!のです。よって、解決方法が「食べる」に全振りされるこの頃です。

歌うことにいざなわれたのは小学生の頃でした。音楽の授業で合唱をやっているときに先生の言う「コツ」とやらを真面目に実践していたら効果が出ていたらしく、合唱の選抜メンバーに入りました。当時から声が高くはないのでアルトでした。

これがきっかけで歌うということを意識しましたし、声も大きかったので、中学の合唱コンクールでは自分の声が体育館の後ろまで届くとか言われましたし、高校で合唱を志すのです(本当は別の目的があったのですが、その話はまた今度)。最初は主旋律というものを歌ってみたくてソプラノを志します。発声練習でなんとか高音が出るようになりました。・・・が次年度からどういうわけかアルトに所属しまして、、、何を言いたいかというと、私が生粋のアルトだということです。

でも、一旦出るようになった高音はカラオケでは維持してまして、90年代の流行りだった高い声の歌というのも難なく歌ってました。

そして、大学に入って3年のとき、ベースを担当していたバンドの双子となるバンドを結成する話が持ち上がり、、、その時初めて「歌いたい」という話をしました。そして、そこが飲みの席だったこともあり、ベースを弾きたいと言った人がラップが上手だったために、その人がラップでglobeのコピーをすることになるのです。フロント2人がベース弾き、そして別にベーシストもいる、ベーシストだらけのglobeコピーバンドが始まるのでした。

ベースの練習はアンプを繋がなければ静かなのでわりとやりやすかったのですが、歌は大きな声を出さなければ練習ができず、なにせ学生のアパートに住んでたので、家では練習ができず、バンド練で歌うのと、あとはカラオケに行って練習(家では口パクだけ)してました。余談ですが、バンドでは歌のみ練習すればよかったのですが、カラオケではラップ担当の人がいるわけでもないので、致し方なくラップも歌っていたら、いつしかひとりglobeができるようになってました(笑)。めっちゃ笑いが取れる恰好のネタです(笑)。でも、まぁしょっちゅう歌ってたので、高音は出てました。

高校生まで実家に住んでた時は、あんなに恥ずかしげもなく、帰宅後はアルバム1枚必ず歌ってたのに、この頃から「隣に聞こえる恥じらい」を覚えてしまい、家で歌わなくなり、、、バンドは就職も決めていたので卒論前に卒業し、社会人になり遊ぶ暇もなくなり、発声練習もしなくなり、子どもが生まれても音を外すのが分かっているので歌も歌えなくなり、そうこうしているうちに「純然たるアルト」の私は、アルト音域しか声が出なくなりました。

そんなわけで、アレクサに合わせて歌うのも恥ずかしいのですが、やっぱり歌は好きなので歌いたい。ましてや今、「カラオケは悪」の風潮を引きずっているのもあって、子どもっちと「カラオケ行こうか」と言い出して3年くらい経つ中、未だに行くことができず、、、なんかこのまま色々失ってしまいそうだな、と思いつつ、これが加齢ってやつなのかと半分受け入れているような感じです。

また発声練習したいなー。
あの頃みたいに歌いたいなー。
別にバンドとかそんなんじゃなくていいから、大声で気持ちよく歌いたいなー。

そしたら、お菓子食べる手も少しは止まるのに。
そう思うこの頃です。

長男から「歌いながら仕事すれば?」と言われました。職務専念義務に反するだろおーと言いつつ、子どもの発想ってすごいなと思いました。

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