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雨後の筍

だんだんKroiちゃんブームも終わりに差し掛かってきたかな?と思った頃、AbemaTVでメトロックが放映されたのを見て、やっぱりテンションアガるライブバンドだな〜!と再燃したと思ったら、セカンドアルバムに、アルバムツアーに、ふぁんく らぶ、だとぉ?ということで、再度怒涛のKroiちゃんブームに飲み込まれた私です。毎日聴かないと調子が出ない(サプリメントか)。そしてこの上半期、あと約1ヶ月が残っているとは言え、半分を上回る4ヶ月もガチで聴いてた事実からして、どう逆立ちしても、Kroiちゃんに総括されるのです。。

でも、やっぱりね、知名度が上がってきているのもヒシヒシと感じているわけで、今は自分たちのことを「変てこなバンド」と言ってますが、それがメインストリームになったり、彼らが逆に聴き手をものすごく意識した最大公約数のような曲を作ってくるようになったりしたら・・・etc、自分がテンションの下がる音楽ヲタクなのは分かっているので、ロスを和らげるためにも!?新しいバンドのディグを同時進行しているのです。

実際、今は90年代には聴き得なかったような素敵な音を若い人たちが鳴らしているわけで、それをキャッチするのが楽しいです。この「雨後の筍現象」に嬉しい悲鳴をあげています。キャッチすると言っても、SNSとか、ラジオとか、ネットの記事とか、ショップ様のご紹介だとか、全て教えてもらったものなんですけれども、自分にとって新しいものということで、ディグでいいんじゃないかと思って、この稿ではそのまとめをさせていただきます。教えてもらっても、聴かなくちゃ、自分のライブラリにはならないですからね。

◆Mangoose/Ochunism

こちらはVIVA LA ROCKの配信で見て気になったバンドであります。バックトラックのパターンがキャッチーで掴まれるのと、ヴォーカルの声の伸びの良さと、打ち込みと生演奏の融合した感じとか、とても良いと思います。よくSuchmosが「和製Jamiroquai」と言われたりしてますが、個人的にはSuchmos以上にジャミロ感を感じています。何となく。

◆単焦点/Penthouse

この曲はSpotifyのPodcastのCMで良く聴いた曲です(フリー会員あるある)。ただそれだけでは、どのバンドのなんて曲か分からなくてそのままになっていたのですが、我が推し、辻本美博さん率いるPOLYPLUSがフジテレビ系ドラマ「クロステイル」の劇伴をすることになって、主題歌でタッグを組んだのがこのPenthouseで、そこをきっかけに聴くようになり、ようやく「気になるあの曲の正体」に辿り着きました。演奏もめっちゃカッコいいですが、男性ヴォーカルのハスキーな感じが最近の旬です。フィジカルも早く出ると良いですね。

◆Garbera/新東京

既に関ジャムで取り上げられたようですけど、私はその関ジャムを見たCalmeraのリーダー、西崎ゴウシ伝説さんのツイに教えてもらい、そして、たまたまCalmeraとシンクロニシティの前夜祭で対バンしたのを配信で拝見することができて、すごいなと思ったバンドです。演奏は完全に三位一体系、Re-Trickみたいに、それぞれがバラバラのようでいて成り立つアンサンブル、それにふんわりと乗る歌がまとまり感を強めています。ゴウシさんが言うように、あっという間に髭ダンみたいなポジションへ行ってしまうんだろうなあ。。こちらもフィジカル、はよ。

◆夜の探検/chillspot

こちらをリリースしたのは高校生のときだとかいう話ですが、ジャジーな雰囲気、低めの落ち着いた声、年齢を疑いたくなるような内容をサラリとこなしていることにビックリしてしまいます。むしろ最近の楽曲のほうが若者らしさが出ている気がするのですが、ジャズ好きとして私はこういう楽曲の方が好きだなぁ。。と思ってます。

◆Private Beach/猫戦

くるりが所属したサークルの後輩にあたるバンドです。何となくそれだけでなるほどと思えてしまう空気感がありますね(「さよならストレンジャー」とか初期の方)。ゆるくてリラックスして聴くに良いです。既にサニーデイ・サービスとも同じイベントに出てたりしています。アルバムを大学卒業とほぼ同時期に出しましたが、今後も続いていくのかな?

◆Santa Monica/Wendy York Stand

Holyday! Recordsさまの記事を読んで聴くようになったバンドであります。熊本で活動しているバンドだそうです。Twitterで良く見かけるShikiも熊本のバンドですけど、Noteの記事でも熊本のバンド特集を見かけたりと、何かと目にする地名となりました(未踏の地!)。私がHoliday! Recordsさまで購入したCDにはこの曲が入ってないので違う曲を載せたかったんですが、YouTubeにはありませんでした。フィッシュマンズ〜Polarisと続く、漂う感じが好きならハマると思います。

◆恍惚/goethe

Holiday! Recordsさまで買い物をしたところ、手書きでメッセージを下さり、その際に勧めて頂いたバンド①です。ゆがんだ(漢字で書くとひずんだとも読めるため敢えてひらがな)音色とゆるい横に揺れるリズム感、Wendy York StandのCDを買ったということから勧めるに、なるほどと思えるチョイスでまんまとこちらのバンドもCDをを買いました。。活動は札幌だそうです。ライブを勧められても、遠すぎです(笑)。そしてまた未踏の地。

◆メノウ/えんぷてい

Holiday! Recordsさまに勧めて頂いたバンド②です。いい具合に勧められたものにハマっています。この雰囲気はずっと聴いてられます。こちらは名古屋のバンドだそうです。Holiday! Recordsさまにはまだ次なるバンドも勧めて頂いていますが、そこまではまだ追えてない感じです。どうしても、今聴いてるものを深く聴きたい気持ちと、新しいものを知りたい気持ちが交錯してしまうのです。

今回のまとめは以上となりますが、これからも新しいものを楽しんで聴いていきたいです。でも、以前から好きなものも大事にしていきたいと思っています。いつもバランスに悩んだりしますが、聴きたいものを自由に聴いて楽しんでいこうと思っています。なぜならば、音楽を聴くことを仕事にしているわけでないので、好きにすれば良いからです。

結局私は、ふぁんく らぶ に入ってしまい、まんまとツアーを1回見に行く計画を立てております。多分ね、今のタイミングを逃して、次はスタジアムだ、やれドームだってなったら、気持ちのやり場に困っちゃうので、その時期だと思っているからです。本当はもちろん観たいものいっぱいあるんですが、、社会的立場や子育てのあれこれを考えると本当に難しくて、3年はワンマンライブなぞ現地に行って観ていません。ので、この願いだけは叶ってほしいなあ。。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

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