見出し画像

「BROADCAST」Kroi@Nagoya Bottom Line(2022.10.02)ライブレポ(ネタバレ)

こんにちは。3年ぶりのライブハウスに沸き立って、まだまだ余韻の真っ只中、忘れないうちに書き留めておきたいと思いまして、久々にChromebookでエディタを開きました。タイトルにも書きましたが、ネタバレ三昧を予定しておりますので、記事のはじめの部分が他の方のレコメンドに表示されても問題ないように今ここでウダウダ書いていますが、見ないで楽しくライブに行きたい!というアナタはこれ以上読んじゃだめです。。。読んだあと「知りたくなかった」と言われても、責任を取ることはできませんので予め申し上げておきます。

私の近くにいた方がセットリストをもらっていたので、私も写真を撮らせていただきたかったのですが、あいにく携帯のバッテリが残り5%となっており、写真どころではなかったので諦めて帰ってきましたが、Twitterにて拾うことができましたので(便利な世の中!)、これを骨に記憶を肉付けして書いていきたいと思います。。

まず、全体的な感想ですが、それまでも配信ライブやらCDに付属しているDVDやら、ラジオやらで見聞きして参りましたが、もうそのまんまのテンションで、演奏はバッキバキ、そしてMCはゆる面白いのにちゃんとどこかがエモい、「それが見たかったの!!」がたーくさんありました。

メディアを通して見たのと何が違ったかというと、やはりの迫力はもちろん、音のバランスが生演奏ならではで、思ったよりドラムと弦楽器の圧が高かったですね。キーボードが思ったより音像として前に出てこなかった印象。普段、益田さんはよくふざけたり、雑誌ではぐーたらな発言が散見されますが、重量級の安定感ありまくるドラム、帽子でおもしろヘアスタイルが見られなかったこともあり、男前で良かったと思います。あと、個人的に昔から、首を振った瞬間に髪の毛がふぁさってなるのを見るのが好きなわけですが、内田さんの緑の髪がふぁさってなったのを見たときは・・・眼福でございました。ふぁさってなるのは、結構難しいことでして、髪の長さ、量、あとは汗をかいてしっとりしすぎててもならないので、あれはかなり心惹かれる「ふぁさ」でありました(おい)。本当はベースを弾いてたこともあって、関さんのことをガン見するつもりだったのですが、、、まぁそれは動画見た方がガン見できるという今の時代の便利さもあり、佇まいのかっこよさを見てまいりました。ベーシストはどんなアクションをしても贔屓目になるのですが、関さんの存在感はすごく引き締まって映えましたね。さて、後ろにいながらも存在感を放つ長谷部さん、自由というか、もう何をやってもイイコイイコしたくなるような・・・私も歳を取ったなぁ(笑)。最後にしっかり者という印象の千葉さん、最初は動画で見た「家みてぇなチャーハン」で怖い印象があったのですが、空気をまとめるには欠かせない存在でありながら、意外とお茶目で面白いお方なのだなぁと感じました。

おしながき 〜当日の変更を添えて〜

1.Drippin' Desert
たたただ、本物が出てきたことに圧倒され、ぼーっとしてしまった1曲。ど頭からめっちゃ好きな曲を聴けてしまったことに呆然。だけど、周りの跳ね具合が半端なかったので、そこだけはアイミツを。だって前の方にいて1人だけ微動だにしなかったら感じ悪いやん?

2.Funky GUNSLINGER
曲の冒頭に後ろで静かに馬を被っているドラマーがいました。その後ですね、今日は髪型にこだわるのではなく、帽子なんだーと気づいたのは。

3.Pixie
最後の熱いギターソロに会場が沸く。だけど、最後の最後にステージから落ちる(笑)。いいのよ、たんとおやり(笑)。フジロック同様に楽しんで弾かれたようで良かったです。

4.Juden
お約束の叩きながら歌う楽曲。そして白熱のソロ回し。

MC
当初は予定になかったMC(笑)。バテたことをしっかりバラしながらも(正直!)、完璧なライブをするために一息ついたとの弁。さすがの状況対応力。名古屋はノリが良いらしく、名古屋の人に挙手を求めていた。そして、完全にお客さんに乗っかるタイプのバンドとのこと。ライブはコミュニケーションしながら作り上げていくものだと。

5.Page
もはやお約束となった?アウトロのEarth Wind & Fire「Let's Groove」→新型ジョージ・ベンソンのパターン。

6.Small World
1曲1曲コメントをひねり出すのも大変なので、以後は印象深いことだけ特筆することにいたしまする(ゴメンナサイ)。

7.Correction
フリーライブやラジオのスタジオライブでも演奏がなかったので、とても楽しみにしていた初出し曲。やっとサビで何と歌ってるのかを理解(歌詞を読むことはめったにしない人種)。

MC
ツアー7公演目、ようやく1/3?という感じで、いかに今回のツアーが大規模なのかが伝わるMCであった。「死ぬほど音楽やらせて頂いてます」・・・いや、死なないでくださいね(まだまだ見聞きしたいから!!)。
千葉さんは独り言が多いと判明。内:「独り言なのか、話しかけられているのかわからない」、千:「独り言ですね」。

8.熱海
あとからTwitterで拾ったセットリストの写真を見ると、帰路と熱海が逆になっており、ギターを持たないといけないところ、手ぶらになっていた内田さん「めっちゃライブ下手なってない!?」。。フロアにいた瞬間にはなんのこっちゃ?と思ったけど、こりゃ素直に間違いますて。

9.帰路
確かにこれは手ぶらセットですね。最初は得意ではなかったけど、聴き込むごとに味が増す、スルメ曲。日本人のDNAが深く刻まれたような感じ(ってレポになってない・・・)。

10.shift command
riskとshift commandのどちらがいいか多数決のコーナー。会場から「両方!」という声が上がり、「とりあえずシフコマやらせてくれよ」と急に始まる曲。途中で歌詞を飛ばしたけど、何あれ?飛ばしたあと、実はあのラップ部分、まさかのアドリブ!?

11.risk
内:「歌詞を間違えたので、メンバーには申し訳ないが、riskもやってもらっていいですか?」・・・20代前半にて「〜してもらっていいですか?」という言い回し。こういうところなんだよなあ、ほんと感心する。。それから、「もしriskも歌詞間違えたらどうするんだよ?」と聞かれ、「その時は平謝りします」って、ほんと素敵だよね、その気持ち。。
この曲では、千葉さんのトークボックスのソロがありました。

MC
長谷部さんと千葉さんがお腹の脂肪に効くダイエット茶を飲む。ここで、真冬のKroi-40kg大作戦企画についても説明あり。それからセットに飾ってあった名物の紹介、そして長谷部さんうなぎパイ食べる(これは浜松名物!)、横になる、お尻かく(アットホーム)。

12.Not Forever
もうね、この曲のギターソロ、素敵すぎでしょ(好きなタイプのソロど直球)。。大拍手したかったのだけど、曲のタイミング的にないのが悔しいくらい。だからここで大絶賛しときます。

13.Airport
ようやく熱海とAirportが離れてくれたことに一安心したチルゾーン。実際、熱海の近くに空港はありませんので。。一番近くは多分羽田です(静岡空港より多分近い)。

14.Never Ending Story
途中でリズムが変わって、新しいアレンジになってました。横の感じから縦の感じへ。それも面白かったです。

15.WATAGUMO→BUTTLE
まぁた、こういう名曲で遊ぶんだから(笑)。面白いアイデア企画が満載なのも、すごく良いところだと思います。ワタグモバトルは、ギター長谷部さんとドラム益田さんが、終わりのフレーズを歌い、どちらが良いパフォーマンスをするかを競う企画。会場票、メンバー票、Twitter票で決まり、より多く勝った方がファイナルでWATAGUMOの終わりをパフォーマンスできるらしい。長谷部さんは、ジョージ・ベンソンを入れながら、外タレ的な雰囲気でのパフォーマンス。益田さんのは歌唱力がすごかった(初めて見る者的には意外性の塊だった)。会場票はドロー、メンバー票は長谷部さんだったけど、さて今後の展開やいかに!?

MC
千葉さんが赤福を食べる。串?を舐める。というか、「赤福いいなぁ、食べたい」とのたまう内田さん(23歳)、音楽の趣味も大分渋いと思うけど、食べ物の趣味も渋いのか!?

16.Network
ラスト3曲予告(割と3曲のときに言うよねえ〜)、バキバキに踊って帰ってくださいから始まる定番アンセムたち。

17.Fire Brain
ボルテージも最高潮へ。もはやこの空間を目に焼き付けることにいっぱいいっぱいになってた。

18.Shincha
曲中のMCで当日の盛り上がりに謝意を語り、最後のフレーズの歌詞がその日によって変わるエモさにぐっと掴まれました。

〜Encole〜
長谷部さんによる物販の説明。時短のため、今回はフライヤー配布とのこと。その後、中日ドラゴンズのスタメン発表曲、入場曲の話になり、長谷部さんが作曲した入場曲をかけながらメンバーの呼び込み。野球を意識して、「一番、キーボード、千葉大樹!」的に進行。何故か益田さんだけヌンチャク(笑)。でも、盛り上がったし、上手な呼び込みだったと思います。

19.dart
名古屋ということで、中日ドラゴンズのスタメン発表曲を演奏することに。前日に突然決めたのだとか。レアな一幕。ライブ後のコメント動画で、クラップを煽りながらも不安があったとか何とか。

20.HORN
ギターを鳴らしながら、内:「俺、みんなのこと、愛してます。」、会場が沸いたその後、「クサいMCをしろと言われた」と種明かし(可愛い)。よほど恥ずかしかったんだろうなあ、「愛してます」だけ声が小さかった(笑)。途中のMCでも出たコミュニケーションについて話して、最後の曲となった。

前にもnoteに書いたけど、音楽を楽しむことはもちろん、ライブハウスには「エモ」を求めてやってくるわけで、もちろんその場だけで刹那なことは理解しているけど、そうやってその2時間程度が「刹那」だからこそ美しく、2時間だけだからこその繋がりというか濃密な理解というか、それも素敵だなと思いました。またこの「美しい刹那」を求めながら日々仕事して生活して・・・繋がっていくといいなと思います。

本編最後に「また絶対にお会いしましょう」と一言。
私の歳になれば、色々なことを経験し、好きなミュージシャンだって50歳を過ぎてる方も多いですし、中には惜しまれながら50歳を前にご病気で亡くなられた方もいらっしゃって、絶対なんてないことを身に染みて理解している状況で・・・だからこそ「絶対」って言ってほしかったのかも知れない。その若さゆえの「絶対」って言葉がものすごく嬉しかったことを記載しておきます。

さて、以降は今まで見てきたバンドの思い出交え、私見を語るコーナー。レポだけ見たかった方は読まなくて良いです(笑)。

★Pixieで長谷部さんが落ちてしまった件について
私は某ライブで2列目にいて、目の前のベーシストのズボンが2回落ちて、パンツ姿を見たことがあるゆえ、これしきでは驚かない(笑)。ただ、怪我してないかだけは心配になるけど・・・。

★クラウザーさん(デトロイト・メタル・シティ)
どの曲か忘れてしまいましたが、長谷部さんが歯ギター(クラウザーさん=マンガ中のクラウザーさんのパフォーマンス)をしてました。ちなみにCalmeraのあっちゃんもすることがあります。

★とりあえずシフコマやらせてくれよ
うわぁ〜、COOL DRIVEも「とりあえず予定通りやらせてくれよ」って言ってたなぁ〜と回想。

★うなぎパイと赤福を食べる
MOTORWORKSを見に行ったとき、確かに田村さん(スピッツ)はステージでバナナを食べてたけれど(石田ショーキチさんもバナナは許可すると仰ってた)、うなぎパイと赤福ってこれまた大胆な。。

★Balmy Life外し
どのバンドでも、必ずやってくる、必殺アンセム外し。私は初めてだったので聴きたかったですが、きっとTelegraphという作品をぶちあげたことで、次へ進もうというターニング・ポイントだったのかも。手の鳴る方へ、こちらもついて行かなくてはね。

★ワタグモバトルのジョージ・ベンソン
FCの動画でも、ギターソロとユニゾンのスキャットと関さんが解説されていましたが、私がそれを初めて知ったのはcool drive makersのバンドスコア「Rainbow Juice」を読んだ(このスコア、最初が読み物になっててめっちゃくちゃ面白い!)ときで、しかも、私の知る範囲で、このプレイをジョージ・ベンソンと呼ぶのは、cdmに続いてKroiちゃんが2バンド目でした。。

★ワタグモバトルの最後の陽気になるアウトロについて
COOL DRIVEが得意とするリズムパターン、、「スパイのハリー」とかめっちゃ連想しましたねえ。

COOL DRIVEとは、年代が違ったり、双方演奏する幅が広いゆえ、数学で言うところの集合での重なる領域は広くはないと思うのですが、確実に重なっている部分は共通点が多くて、そりゃもちろん好きになるわ、、、いつでも探しているよ、どこかに君の姿をなわけですからね。

あと最後だから自白しますけど、もはや気づいている人も多いとは思いますけれども、当方、内田さん推しです。最初はベースが好きだって言いつつ、フロントマンを推すあたり、COOL DRIVEのときも同じでした。ベースがかっこいいのは、私にとっては入口として非常に重要な部分ではあるのですが、最終的にはやっぱり全体が好きにならなきゃ、ここまで好きにはならないよなあと思うのです。。
で、ふたりの共通点として、素晴らしい楽曲を書くことももちろんなんですが、すんばらしいギターを弾くんですよね。ギタリスト然としたものではなく、指板の押さえとピッキングですべてをコントロールしながら、確実なリズムでグルーヴを生み出し、ソロを弾かせたらそれはそれで柔らかい雰囲気もありながらテクニカルでもあり、何と言っても心地よい。。

書いてて難しくなってきそうだったので(笑)、ここで終わります。
素晴らしいライブでした!また見に行きたい「絶対」。ね。
今後も健やかに、ダイエットも頑張って、素晴らしい楽曲を生み出して届けてくださいね!応援しています。

一見は百聞に如かず。
動画つきのツイを貼っときますね。

自分がどれだか分かりました( ´ ▽ ` )ノ

〜追記(2022.10.30)〜
そういえば最初、内田さんは白地に緑が入ったジャンパー?を着てて、1曲終わったら脱いでたんですよね。で、上の動画でもわかるように、あの派手なシャツを着てたわけですが、派手な格好しているのに、第一ボタンまでしめてるとこ、、、そのギャップ、なんか好いですよね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?