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ライブで得たいものについて

こんばんは。
また間が空いてしまいましたね。
無理しても書きたいことなど書けないので、置いておきました。

7月末にKroiちゃんの新作「telegraph」が発売になり、予定通りツボっておりまして、多分そのことを書いても、あんまり歓迎されないことは分かっているので(笑)、自分の中で楽しんでました(Twitterには多少つぶやきましたが)。

さて、昨日(日付的にはおとつい)、その「telegraph」発売記念、フリーライブが行われましてですね、チケットは当選していたものの(しかもかなりの良番だ!)、このコロナの第7波の感染状況や、フジロックで陽性者が結構出たとかいう話で完全に怖気づき、自宅でオンラインで見ることにしたのでした。。ライブ前にもYouTubeで特番も組んでくれて、見たことのない映像も見られるということで、家にいるアドバンテージは充分にありまして、感謝でございます。

しかしながら、やはり「行きたかった」想いは拭えないもので、どうやっても私の下した判断が正しいことにしなくちゃ落ち着かないわけで、内容なんて入ってこないもいいところでして、これだったらリアタイせず、アーカイブを眺めて「終わっちゃったね(テヘ)」って見た方が精神衛生上良かったのかもしれません。

その晩は公共交通機関も遅れが出たり、今日は台風で色々麻痺していたようなので、行ってたら帰宅困難者になってたかも知れない、そう思えたら諦めがつきました。

だからこそ、ライブの良し悪しって、アーティスト側だけによるものではなく、見る側のコンディションにも大きく左右されるものなのだなぁ・・・ということを強く思った今日でした。
昨日のライブは、ステージがプロレスのリングみたいに四方を観客に囲まれていたため、多分、私の番号でも最前列に行けたのではないかと想像され、余計にヤキモキしたものであります。

さてさて本題。
ライブってどうして行くんだろう?何を求めてるんだろう?ってことを、上記の考え事をしながら同時に考えてました。

多分私には2種類あると思ってます。
・音楽そのものの楽しさ
・エモさ

若い頃はライブ遠征も自由に行けたので、前者を重視していた記憶があります。以前の記事に書いたSaigenjiさんは、正しく音の楽しさを100%受け取って帰ってきましたし、SPIRAL LIFE/Scudelia Electroの石田ショーキチさん、L⇔Rの黒沢健一さん、スピッツの田村明浩さん、modern grayのホリノブヨシさんから構成されるドリームバンド、MOTORWORKSのライブも良く行ってましたけど、純粋に音が楽しくて仕方がなかったです。

しかし近年は、子どもがいることもあって、自由に出かけられないこともあり、エモさを求めることが増えたような気がします。見る・聴くことで得られる幸せ・・・感情にぐっと訴えるものですね。
若かりし頃に見ていたバンドではCOOL DRIVEのような。見た後、暖かい想いに包まれるような・・・。

で、結局Kroiちゃんの話に戻るわけですが、若いバンドであるに関わらず、ちゃんと「ありがとうございます」「嬉しいです」「最高です」など、ちゃんとポジティブな方の想いを言えるんですね。まだ現状、配信でしか見たことないですが、立派だなと思います。その受け取った想いがさらにライブに対しての想いとなり、観客の反応となり、フィードバックされ、さらに良いものが見られると言いますか、そういう効果はあるでしょうね。前述の特番で見た配信ライブは、フィードバックがなかったのか、やはりなーという感じがありました。彼らは実際に見てくれる客あってこそ伸びていくバンドなのかも、ですね。

今となっては、ライブに行く行為自体が難しいこととなっているため、せっかく行くのだからと求めるものも昔より大きくなっているのかも知れません。見に行くものとしても良い演奏はもちろんのこと、エモーショナルな音だったり言葉だったり、そういうものを直接受けられること、そう「空気づくり」が一番重要なパートなんじゃないかって思ったりします。演奏の良さを求めるのであれば、音源聴いたって味わえるので。しかもベストなテイクを選んでいるわけですから、なおさらだと思います。

今週、第7波のピークはなんとか過ぎているみたいな感じですが、今回の諦めた悔しさ・見たいと思ってためてきた想いを抱えて、10月にツアーを見に行く予定です。昨日初披露となった楽曲たちはどう伸びているのだろうか、しかと目と耳に焼き付けたいと思っています。

ライブハウスは3年ぶりです。どうかそろそろ我慢も限界のようですので、ひとつ行くことをお許しくだされば・・・と、祈るような想いです。

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

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