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若い才能へ、想いを込めて。

前回からのトップ画像、実は伏線だったってお気づきでした(笑)?
99年、緑、メガネ・・・この3つのキーワードで出てくるのは・・・あのお方のことです。
99年生まれ、緑の髪のメガネのフロントマンのことです、はい。

Kroiの沼にハマってから1ヶ月、何がどうなってこうなったのか、ちゃんと話をしてから次の話題へ行きたいなと思ったので、ここで総括したいと思います。

Kroiの存在を知ったのは、どの記事からだかは失念してしまったが、ロッキン・ライフというブログからでした。ロッキンライフの中の人(通称:ロキ中)さんにtwitterをフォローして頂いてたので、こちらからもフォローし、ブログの記事を時々読ませていただいていたのがきっかけでした。

だがしかし、最初見た「Balmy Life」で、最初は脱落しました。なぜかと言うと、見た目(笑)といきなり始まるラップ、そしてとにかくとっつきにくかったのでした。それから数ヶ月、そのまま時間が経過しました。

ロキ中さんの記事を読んで、脱落したにも関わらず、TSUTAYA DISCASのレンタルリストに変更は加えていなかったため、今年の1月に、アルバム「LENS」がレンタルで届きました。その頃は既にシーンも盛り上がってきつつあったので、「ま、聴いてみるか・・・」と割と素直に聴き始めました。最初は良さがあまり伝わってこなくて、だけど、ベースがグイグイとかっこよかったので、しばらく聴き続けました。

・・・すると、何ということでしょう!耳馴染んできた頃、その魅力がようやく分かってきたのでした。とっちらかってるくらいの幅広くクセのある楽曲群、耳慣れると不思議なことに、それしか聴けなくなる中毒性。。

気がついたら、あれ、何気なーく聴いていた歌、ラップ、めちゃくちゃ上手く(巧く)ありません!?ソウルを歌うオヤジのような声まで出してるよ・・・この人・・・音域広いわ、歌詞にない歌の部分に、めっちゃくちゃ音楽への愛情がだだ漏れている・・・。そして、Kroiの、というより、内田さんの魅力へ堕ちていった感じである。もちろん、その後はお決まりの旧譜までの深堀りである。

そんな頃、ちょうどYouTubeでライブ動画を見つけたり、ライブが事後だけど配信されたりして、その演奏を目の当たりにすることとなる。むしろ、曲が成長したりこなれていたりして、CDよりかっこよく聴こえる!!

それがこの間のライブ配信の感想になるので、この部分は割愛するのだが、なんと言いますか、このフロントマンの持つリズム感と心意気に撃たれるんだよなぁ。。在日ファンクとの対バンで、素直に「先輩たちにお返ししたい」思いを語ったり、「恐縮しますね」って、その風貌からは想像がつかないような言葉が出たり・・・フレッシュで若さを感じるMCの中に、丁寧さがチラリとするのが、ずっと会社員をやっているオバちゃんには響くわけでして。そう、相手を大事にするという想いが伝わってくるからこそ、ハッピーで暖かい空気が作れるのだな・・・と心を鷲掴みにされながら思っていました。

そして、この3月2日に配信で新曲がリリースされ、上記のツイからインタビューを読むことができるのですが、「この新曲を好きだと言ってくれる人が好き」という答えをしているのですが、これはもう、聴く人の心をぎゅっと掴む模範解答みたいなインタビューだなぁ、、もう、と思います。

音に関しても、ヴォーカルにリバーブをかけたりしないとか、「生」の音楽にこだわっている彼らですが、気持ちにまでダイレクトに入り込んでくるのがすごいところ。こっちもね、90年代から音楽聴いてて、90年代のシーンって、インターネットもなかったし、演者さんって、雲の上と感じていたからこそ、そういうくすぐられるような言葉が何もなくてもフツーのこととして捉えられていたけど、やはり人間なのでね、そういう血の通った言葉は嬉しいな、応援したいな、と思うわけです。(でも、オバちゃんでごめんなさい。だけど、歌詞にデロリアンが出てくるあたり、オバちゃん世代は懐かしくてその辺りもやられるんだよなぁ。。)

1ヶ月くらい、メディアを通してですが、Kroiを追ってみて、ますますその魅力にツボってしまいました。ただ、3月は魅力的な新譜がたくさん出ることを知っているので、だんだんと通常運転に向けてリハビリをしているところですが、今後もチェックするし、聴くし、チャンスがあれば観に行きたいと思ってます。

今回はどちらかというと、音楽でない面の魅力についての文面が長かったのですが、私は内田さんの出す、声やギターの音色、リズム感、ほんとに見事に気持ちが良くて、配信で見た、ギターソロじゃんけんで負けてドラムを叩いている時の音色、実はごめんなさい、益田さんのドラムよりツボってました(笑)。それでもって、楽曲もほぼ出来上がった状態でデモが出てくるとか、どれだけの恐るべき才能なのでしょう。。。さらにさらに、休みにも曲を作ってるとかいう・・・、ますます楽しみであります。

あと、上記インタビューの中で、今「歌謡曲を掘っている」という発言、「エンターテインメント性のあるステージをやりたい」という発言からして、もう、私の中ではCalmeraと絡ませたくて仕方がありません(笑)。なにせ、Calmeraのリーダー、西崎ゴウシ伝説さんは、お父様が歌謡曲の先生で、歌謡曲の血が流れてますし、エンタメジャズバンドを掲げる彼らのステージは学ぶところがいっぱいあると思うのです。もう、妄想だけでワクワクしてしまう・・・(笑)。

もう全っ然、まとまりがなくなってしいまいましたが、完全に私が白旗です、参りました。オバちゃんですが、情報・楽曲追っかけてきますので、イヤと言わないでくださいね(笑)、お願いします。

さて、Kroiに関してはここで一旦一区切りとしまして、今後は、自分が今までにハマってきた、どちらかと言うと古い方の音楽について書いていきたい気持ちであります。なぜかと言うと、文化の醸成として、新しい若い才能を喜んで広げるというのも大事だと思うのですが、それより前の音楽に触れたいと感じている若い人たちの存在を私は知っているので、私が覚えていること、知っていることが少しでも彼らの参考になれば、違った広がりがあるのではないかと思ったからです。それを私たち世代の役目と捉えて、少し、古い方に広がっていくためのお手伝いができたらな、と思っています。

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