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どちらを選んでも…究極の2択

先日ラジオで、数年前から韓国でバランスゲームが人気だという話をしていた。
何だろう?と聞いていると、究極の2択のことらしい。
どちらもいやだな、または、どちらもいいな という2つのどちらを選ぶか。
小学生の頃やっていたなーと思いながら聞いていると、いくつかお題が出てきた。
その中の1つがすごく引っかかった。

どっちを選ぶ?
10歳年下の上司 か 10歳年上の部下

ぱっと頭にうかんだのは、
「10歳年上の部下には気を遣いそうだから、10歳年下の上司の方がいいかな。」
でも、次の瞬間はっと気づく。
「10歳年下の上司にとっては、自分が10歳年上の部下になるってことか。」
どちらを選んでも、悩ましい状況におちいる。
自分にとって ましだと思う方を選ぶと、相手にとっては自分がそれと逆の立場になってしまうという矛盾。
相手が「10歳年上の部下の方がいい」と思っていたら まるく収まるが、そこの意思疎通ができていないと、相手も同様に矛盾を感じる可能性がある。
こんなことを考えていたら、そのあとのお題をいくつか聞き逃してしまった。深く考えずに、気楽に選べばいいのに。

究極の2択って、その人の価値観が表れるなーと思う。
即答するか 熟考するか。
何に重きをおくか。
選んだ理由を聞いて その発想はなかったなーと感心したり、
違う方を選んだのに 選んだ理由は同じだったり。
おもしろい。
今度、子どもと一緒にやってみよう。

ラジオで紹介されたなかで 印象に残ったお題をもう1つ。

どっちを選ぶ?
一生頭痛 か 一生歯痛

想像しただけで、どこか痛いような気がしてくる。
選択肢を示すだけでダメージを与えるとは、最強だ。

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