なう
特殊詐欺で1000万円を失ってからの心の変化、ユーモアエッセイ。
はじめまして。なう です。 幼い頃に父を亡くし、二度の事故や仕事でのケアレスミスなどの不注意、感情のコントロールが効かない等の生き辛さを今まで抱えて生きてきました。 大学では心理学や哲学を学び、 悩みから解放されるヒントを探し続けるうちに読書が趣味に。 毎月10冊は読了。 図書館で借りる本の数は常に20冊を超えます。 日本海側で生まれ育ち、上京して20年ほど経ちます。 絵を描くのが好きで、夢に向かって10年以上努力を重ね、なんとかフリーランスで生計が立つようになりました。
後で消すかもだけど、私は10年ほど前に5年ほど毎日死にたいと思って生きていた。 その時は境界性パーソナリティ障害と診断されて、カウンセリングへ通ったり、『弁証法的行動療法』という治療を自分で行なっていた。 耐え難い感情をコントロールできなかった当時の自分にとって、マインドフルネスや、苦悩耐性・感情調整スキルを身につけるために、出てきた感情、なぜ出てきたのか、どう行動して、どう感じたのか、本当はどうあったらよかったのかなど、細かく分析して少しずつ少しずつ改善していった。 他
老子の本は、「無」の概念がよくわからなくて何度も挫折していたが、とても大切な事が書いてある気がして捨てられなかった。 1000万円を失って、改めて読んでみたら、、、 めちゃくちゃ納得できた!! 1000万円捨てた私が言うから超説得力あるよ!! ないと超困るものを捨ててみると…? ↓ めっちゃ楽しくなってくる!!!! おいおい。なんかきな臭いな〜とか思ってます? ちょっと待ってください!! あなた、 悩みのない自由な状態になりたくないですか!? カラクリ
自分にとっては1000万円を失うという経験はとんでもないことでした。 じゃあ、このとんでも事件をnoteに書いたら 「この人、とんでも無い事が起こってるーーー!すごいすごい!!」 ってたくさんシェアされるかと思ったら、 何にも起こらなかった。 数十人が見てくれました。優しい数人がハートをつけてくれました。 しかし、1000万円の損失に対しては、まったく割に合わない数字でありました。 そう。 すごい不幸が起こっても、 人生は変わらないのです。 世の中は、しれっと過ぎて
よく、お金持ちの人が言っていて、何のことかよくわからなかったのだけど、 今回大金を失うことでガッテンしました。 お金の流れ、運気の流れ、 自分だけでなく世の中に起きている流れ、循環を止めない。 これが幸福であることの秘訣だと思います。 なぜなら、 世界は、自分中心に回っていないからです。 大きな流れの中に、つながりの中で生かされている。 だから流れを止めることは他の誰かや物に影響を与えることになる。 来たものは流さないといけない。 できれば大きくして流すと良い流れの循環
損得勘定で生きていると、とても辛くなります。 幸せなことばかり続きますようにと期待しても、どうしても嫌なことも起こるからです。 でも、 「損しても良い。」と、思えること。 これは、幸福になるとんでもない近道だと気づきました。 自分を明け渡して、人に譲ることは、結局は自分を幸福にさせます。 1000万円を失った経験は、大切な人を亡くして回復するグリーフケアと同じ流れを辿っています。 自分にとって大切なものを亡くすのことは、とんでもない大損失です。 もしお金があったら、
熱々のコシヒカリに鮭フレークを混ぜてパリパリの海苔を巻いて食べる わぁ〜!おいち〜♡ 3ヶ月以上通っているジムで初めて筋トレマシーンを使う 筋肉好きそうなトレーナーが手取り足取り教えてくれて 筋トレが急に面白くなってきた 本を読みながらのウォーキング60分♪ 友達と遊ぶ約束をする 楽しいランチのお礼メールをする 盛り上がった話を思い出して笑う 寒くなってきたので猫が膝にのってくる ↓ ↓ ↓ これは、今日感じた些細な幸せ。 こ
身体を貶められるのが性犯罪だとしたら 心を貶められるのが詐欺。 つまり、詐欺は心のレイプなんじゃぁーー!!!!⚠️「心の」という比喩です。 詐欺は、心の支配と侵害。 心を無理やり操作する。 単におカネが無くなる以上に、精神的な痛みがすっごく深い。。 それが見えないから、おカネ無くなってアイタタタタとか思ってるでしょ? NON!!NON!!NOーーーーーN!! 心!心!こころ!!は・あ・と! ハートがめっちゃダメージ受けてるねん!!! お金はしゃあないって思てるんだ
結論から言おう。 折れない心を作る方法は、 あなたの居場所(誇り)=アイデンティティを 一本化しないこと である。 私は独身なので家庭がない。 フリーランスなので職場もない。 実家とのつながりも薄い。 一人暮らしなので地域の繋がりもほとんどない。 私のアイデンティティはいつもゆらゆらしている。 あなたは「アイデンティティ」を持っていますか? 家庭、会社、職業、地域、日本人、男、女。。。 自分の居場所。確かな存在基盤を形成する枠組み。誇りの土台。 それを証明してくれるもの
「グリーフケア」というものがある。 大切な人を亡くした時にするケアのことだ。 事件から一週間経った頃、外が雨で生理中ですんごく心が暗かった。 左足が数日前から痺れている。 歩きづらい。足の感覚がない。 なにごとか!? 私は1000万円を失って更に足までも奪われてしまうのか!? 絶望的な気持ちになってきた。 急に、これ以上何も頑張れない気がしてきた。 何も持ってない。更に健康もなくなろうとしている。 誰か。。。! 自殺相談窓口の電話にかけてみるが、 どこも繋がらない。
本日は、 眼施(げんせ) 暖かい眼差しで「施し」を与えること。 「施し」とは自分を犠牲にして人のためにやることではない。 まずは自分のためであり、結果的に人のためとなる。 優しい眼差しをするとは、 見た目が優しい眼、いうことではなく、慈愛の心で見るということ。 優しい眼で見ること=相手が安心できる、明るい雰囲気をつくること。 それは、巡り巡って自分の幸せになる。 先日、詐欺事件で苦しみの渦中にいる時、 母から電話がかかってきて、母の中学時代の話を聞いていた。 部活動
料理をつくる 絵を描く 手紙を書く ほつれていたボタンを付け替える お花を飾る ともだちを遊びに誘う 何かをつくること。 昨日まで存在しなかったものを あなたの手でつくりだすこと。 あなたの手から作り出されたものをみて 自分のパワーを再確認する。 パワーがみなぎる。 つくることは、自分のパワーを作り出すこと。
クレジットカード会社に、詐欺にあった経緯を説明して再発行してもらう手続きをとっていた時、彼らは、 「それはお客様の自己責任ですので保険の対象にはなりません」 と言った。 落とした場合は保険の対象になるらしい。 詐欺の相手にカードが知られてしまった場合は自己責任になるらしい。 ???????落とすのも、自己責任じゃないの…? 「自己責任なので、相手がカードを不正利用していたとしてもこちらでは止められません。お客様の方でご解決ください。」 うわぁ… むっご… つくづく
さて、1000万を失った日から5日目です。 今日も平常心です。 ▼前回の記事 「なぜ、こんなに立ち直りが早いんだろう?」 このキモくて興味深い問いを前回考察してみましたが、 本日はちょっと衝撃的な犯罪内容の一部始終から考察してみたいと思います。 笑いは少なめなのでメンタルが弱っている方は無理しないでくださいね。 Q 「あの時、私に何が起こっていたのか。」 では、いってみましょう。 犯罪者との会話の最中、私が怒ったシーンがあった「なぜ、私がこんな目に遭わないといけない
さて、1000万を失った日から4日目です。 今日もとても穏やかな気持ちです。 「なぜ、こんなに立ち直りが早いんだろう?」 このキモくて興味深い問いを今日も一緒に探究してみましょう。 ▼前回の記事 「なんだったら、おカネがなくなったことにちょっと気持ちが軽くなっている。」と、昨日書きました。 今日はこのことを深掘りしてみます。 事件前、私の毎日は「超幸せだったのか?」と問われると そうでもなかった。 実はここ2年ほどうまくいかない現実に悩んでいた。 仕事は軌道に乗ってい
2日前、110番をする事態になってしまった。 私の一瞬の不注意で闇の組織に巻き込まれてしまったのだ。 特殊詐欺事件。「警察ですが」から始まるおバカな寸劇にノリにノッて1000万円を失ってしまった。 後から考えればおかしな点がたくさんあったが、その時は本当に警察官だと信用してしまい、「不正な取引をしていないか、一旦預かって検査します」という巧妙な口車にのせられ3時間ほどで大金を失ってしまった。 110番で来た本物の犯罪専門の捜査官も交番のお兄さんも、腫れ物に触るように気の毒