補助線を引き直す 赤池学氏

筆者が属している武蔵野美術大学大学院造形構想研究科クリエイティブリーダシップコースにはクリエイティブリーダーシップ特論という授業があり、毎週、さまざまな方の活動や考え方を聞くことができる。感想(できれば考察)をアップしていきます。

2020年第14回は赤池学氏。
お話しされていた「補助線を引き直す」を中心に。
まずはメモ列挙。

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継続的に新しい価値を生み出す仕組み・体制

パナソニック
日産自動車
日立製作所
LIXIL
サントリー

デザインセンターの存在



サントリー

アタマで理解する価値 理性
ココロで理解する価値 感性

・デザインとマーケティングと中身開発の専門担当者によるプロジェクトチームを組成し、商品開発・企画に着手する。
・商品企画の発意は、商品開発社からでも、マーケター、デザイナーからでも構わない
・チーム内の誰もが発案者となれる


イノベーションへのアプローチ

インタラクション(物語)をデザインするということ
私たちがデザインをしようとしているものは、名詞ではなく動詞なのだ ジョブス
Ex.電話をデザインするのではなく、電話をかけること=経験をデザインする

Design for ALL
地球市民たちとのシェア
まだ見ぬ子孫たちとのシェア
亡き先人たちとのシェア
人間を含めた、全ての多様なる生物、自然生態系とのシェア


多様なシェアを実現するためには、
意味と価値のイノベーションを通じ、
ステークホルダーとの補助線を引き直し、
新しい価値の連鎖を創造する

・和菓子屋さん
・パナソニック ななめドラム
・Light & GRANDMALE

ユーザーの参画

ものづくりにおける「21世紀品質」開発の循環

Hard ware
技術
機能

Soft ware
アプリケーション
使い勝手

sense ware
五感
愛情・愛着・愛嬌を生み出す
※しかもコストがかからない

social ware
ステークホルダー
新しいかちやビジネスモデルを生み出す


ユニバーサルデザイン

セーフティ 安全性
アクセシビリティ 接しやすさ
ユーザビリティ 使い勝手
ホスピタリティ 慰安性
アフォーダビリティ 価格妥当性
サステナビリティ 持続可能性
エキスパンダビリティ 拡張性
パーティシペーション 参画性
エステティック 審美性
ジャパンバリュー 日本的価値

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