ありふれた日常
特別な日を想おう
人の生まれを 人の別れを
惨状を憂い 活動を讃え
いつまでも忘れぬようにと
人の願いが 祈りが
例えば蝋燭の灯のようだと例えたならば
あらゆる人にとっての悲痛な祈りは眩しく
幸福なる願いも眩しい
その輝きの中にいて
命の散る中に産声があり
沸き立つ中に黙祷がある
今日が何の日か
君にとって特別な日か
僕にとって特別な日か
二つの灯りは 同じ想いを照らすのか
どちらを優先するかではない
蝋燭の明るさに 強いも弱いもないのだから
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