ついにリリースされたORE'Nを遊んでみたオレカバトルオタクの感想


※ORE'Nについての多少のネタバレも含んでいるためここから先は自己責任で閲覧していただきたい。


はじめに

こんにちはオレカバトルLOVEなq_ru(あーる)と申します。
僕はオレカバトルに幼少期に出会ってさまざまなモンスターと白熱した戦いを繰り広げてきました。(ちなみに初めて排出したカードはアルカ)
今でもオレカを見ると何千、何万回と押してきたパンドラのボタンの感覚が蘇ってきます。
そんな大好きなオレカバトルの後継とも言えるORE'Nがついにリリースされたのでプレイしてみた感想を綴っていこうと思います。

ORE'Nとは?

そもそもORE'Nとは何なのか存じ上げない方もいると思うので軽く説明を。
ORE'NとはKONAMIが提供する世界で一つ自分だけのオリジナルカードで戦えるデジタルカードゲーム。
個性豊かなモンスターたちを仲間にし合体させたり進化させることで新たなモンスターを生み出せる。

バトルは自分の設定しているコマンドからルーレットで行動が決まるようになっているので誰でも簡単操作で戦うことができる。
コマンドを自分好みにカスタマイズすることもできるので、そこで個性を出すことが出来るのも魅力の一つだ。

公式PV↓

ORE'Nの最高な点

魅力的なモンスターたち

ORE'Nには様々なモンスターが存在する。
それぞれの種族も戦士、悪魔、ドラゴン、魔法使い、マシンなど様々な種族が存在し魅力的なモンスターが数多く存在する。
そのモンスターたちがオレカバトルのような少しレトロ感を感じる3Dモデルで大迫力のバトルを繰り広げてくれるため最高に楽しいです。

モンスターたちのストーリー

オレカバトルの時からそうだったのだが各モンスターには背景ストーリーが存在し、そのストーリーもとても重厚で面白いものになっていて飽きない。
ちなみに僕はダンテとアズール関係のストーリーが大好きで当時ギャン泣きした。
(ダルタとジャンヌも好き好き大好き)

ORE'Nのモンスターにもストーリーは存在する。
今回は主人公ポジションである剣士ミサンガを例に挙げさせていただく。
ミサンガルート」という現在ジャンプ+に掲載されている読み切り漫画のネタバレになるので深くまでは触れないが、なぜミサンガの両手には包帯がされているのか、なぜ剣士になったのかなどにも理由があり魔王との因縁もそこで知ることができる。
他にもカードのテキストからも他のモンスターとの関係性や因縁が分かったりするので皆さんも色々な考察をしてみてほしい。
ちなみにオレカバトルのモンスターもORE'Nに存在していそうなのでORE'Nから始めた人もオレカバトルのストーリーを追って損はないと思う。(ミサンガちゃんの進化後の必殺技も七笑流ですし)

出水ぽすか先生作のストーリー漫画↓

バトル中アイテム、バトルミーム

これはオレカバトルの時代にはなかったシステムなのだがこれによって戦い方の幅が広がりよりバトルに奥深さが出ている。

今作ではモンスターにアイテムを持たせることができ、バトル中に使用出来る。
ステータスをアップさせるものや単純に体力を回復させるものなど効果はさまざまで、モンスターの育成が十分に終わっていなくてもアイテムを使うことでクリア出来ることも度々ある。

コマンドにジェムが必要な以上満足に育成が出来ていない場合もあるので、クリアルートが複数用意されているのは高評価だと思った。

次はバトルミームの説明なのだがこれは簡単にいうと装備品のようなもので、ステータスをアップさせるものや特定の属性の技の威力を上げたりダメージカットしたりと効果は様々。
特定のモンスターから特定のミームがドロップし、一体につき一つのミームを装備できる。

モンスターを進化させる時も特定のミームを装備させる必要があるモンスターも存在する。
しかし、他のモンスターからミームを移す機能がないので目的のモンスターに特定もミームをつけたい時は必ずそのモンスターを編成する必要がある。
それが一種の縛りプレイのように感じて個人的には楽しく感じた。

レベル上げのしやすさ、バトル中のコマンド変化

ORE'Nはアプリ版オレカバトルに比べて一度の戦闘で手に入れる経験値が少なく感じるが不満は今のところない。
なぜならORE'Nのレベルはゴールドでも上げることができるからだ。
無課金でも大量に手に入る(現時点で)アイテムでレベルを上げられると言うのはかなり画期的で育成面へのストレスを最大限軽減してくれている。

アプリ版オレカバトルではレベルを1上げないと変化しないが、ORE'Nではバトル中にコマンドが覚醒(変化)する。
それがまた育成面への便利さにつながり、面白い要素としてバトルに作用している。

コマンドを変化させると絶対に変化させたコマンドが選択されるという仕様があるため、ミスになることが絶対になくなる。
つまり攻撃系のコマンドに変化するときは相手の体力がミリの時に役立つので、あえて必殺の一撃から会心の一撃に弱体化するような選択肢を取ることが有効な場合もあるのだ。

変化させた後のカードを排出するかは選択できるのでバトル中に弱体化させるデメリットは基本的にない。

ノンストレスな育成

ORE'Nでは今までになかった要素としてオート戦闘ができるようになりました。
これはかなりありがたいですね。
モンスターのレベルを上げるのも楽になりますし、バトル前に相手モンスターの大まかな個体値を確認できるようになったので厳選も捗ります。
また各ステータスの優秀さをアルファベットで表示できるようになったので個体値の確認も楽ですね。

潤沢なジェムの配布

ORE'Nはとにかくジェムの配布が手厚い。
このゲームは1ジェムが1円換算なのだが、始めるとまず5000ジェムもらえる。
ORE'Nは始めるだけでお得になれるやばすぎるゲームなのだ。

さらに、デイリーミッションで毎日400ジェムもらえるのだが、冷静に考えて毎日円換算で400円もらえるのやばくないですか?
30日毎日やれば12000円分のジェムをもらうことができる。
12000円はスネ夫のお小遣いである10000円よりも多い。
あの金持ち小学生スネ夫よりも多いのだ。

極め付けは最初の20日だけ(多分)だがログインで1000ジェムもらえる。
猿でもできる計算だが20×1000=20000になってしまう。
あまりにも神運営すぎる。

個人的な不満点

ここからは数日遊んでみて僕が感じた不満点を書いていこうと思う。
ひとつ前に神運営だと書いたが、どんな環境を与えられても更なる贅沢を求めてしまうのが人間の性というものだ。
もちろんこのORE'Nというコンテンツのアンチなのではなく愛しているからこそ出てしまった不満点だということを理解はしてほしい。
それでも不満点を読んで不愉快に感じる方はここでブラウザバックしていただきたい。

めちゃんこ重い

これはリリースされたばかりで仕方がないとも言えるが、ボスとの接戦を制した後通信切断されてしまった時はなんとも言えない喪失感に駆られてしまったので早く改善されるといいですね。

コマンド変化にジェムが必要

これはアプリ版オレカバトルに慣れてしまった人間故にこのような意見が出てしまう。
アーケード版のオレカバトルでもコマンドを書き換えるにはカードを排出しなければいけないので100円かかるのでが、アプリ版ではそこは無料で行える。
カードを一度作ってしまえばお金がかからず満足いくまで育成できる使用だったためORE'Nの育成環境は苦しく感じる。

飼い猫が狩りの仕方を忘れてしまうかのように一度甘やかされてしまうと甘え切ってしまい元に戻った時に窮屈に感じてしまう。
正直もうガチ勢の方は既に課金してコマンドを変えまくっていると思う。
仮にこの仕様がなくなってもその補填ができない気がするため正直変わらなそう。この点に関しては僕のわがままです。

モンスターによって必要ジェムが違う

これは少し理不尽に感じてしまっている点なのだが、バトルに勝つと相手のモンスターを仲間にすることができる。(基本強そうなやつは仲間にできない)
その時にもジェムが必要なのだが必要なこと自体に不満点はもちろんない。
しかし、モンスターのクラス(星の数)によって必要ジェム数が違うのだ。

これは正直不満というよりもなんで??という疑問かもしれない。
当然今までそんなことなかったのでなんのためにそうなっているのかわからない。

モンスターが消費されてしまう

個人的に1番の不満点。
ORE'Nでは合体やクラスチェンジをおこなってしまうと元のモンスターは消えてしまうのだ。
これは僕の収集癖が悲鳴をあげているのと好きなモンスターでパーティを組んで戦えるというのがこのゲームの魅力だと思っているのでパーティを組みにくくなっているところに少し不満を感じてしまう。
正直この仕様に気がついた時が1番萎えてしまった。(前述のボス戦切断よりも)
オレカバトルをしていない人はシステムを理解していない部分もあると思うので軽く説明していく。

合体
その名の通りモンスター2体を合体させ新しいモンスターを生み出すシステム。
今作ではドラクエモンスターズの配合を思い浮かべて頂きたい。

クラスチェンジ
ポケモンでいう進化。
基本的にレベルが最大まで上がると進化するモンスターも多いが条件付きでクラスチェンジするモンスターも存在する。

この二つのシステムを見てじゃあ合体元、進化元のモンスターが消えるなんて当たり前じゃん!と思った方はORE'Nのゲームジャンルがデジタル"カードゲーム"であるということを考えて欲しい。
仮にカードが実際に存在しているとして「このキャラクターを手に入れるにはあなたのそのカードを渡してくださいね。」と言われて素直に納得できるだろか。
少なくとも僕はできない。

今までの仕様を踏まえて例を出すとするなら、
僕の現時点1番のお気に入りモンスター魔法騎士ウルギ魔法騎士ウルと言うモンスターがクラスチェンジした姿なのだが、魔法騎士ウルはバトルで仲間にできるのではなく剣士イノ魔法使いマセを合成することで仲間にすることができる。(おそらくほかにも組み合わせは存在するが)
当然ウルの素材である2体のモンスターも捕まえなければいけないし2体のモンスターのクラスは共に2である。つまり合体させてウルを作ると400円が虚空に消えるのだ。(敵のモンスターをバトル後合体させるシステムもあるのでそれを使えば一体分節約できる)
さらにやばいのがウルをカードにしようとするとさらに追加でクラス2のウル分の200ジェムかかるんですよね。

そしてそのウルを頑張ってレベルを10にしてクラスチェンジできるようになると今まで丹精を込めて育てたウルは当然きてクラス3のウルギに進化させるためにここでも300ジェム支払います。
ここまでやってようやく完成です。

当然これで完結というわけでもなくウルギを合体させて入手できるモンスターも存在するためそのモンスターを入手するには当然ウルギは手放すことになりますし、やっぱりウルギがほしい!となっても今までの工程をもう一回することになります。
簡単に言うとスイカゲームである。

さらにORE'Nにはクラスチェンジ召喚というバトルで戦っているモンスターをバトル中にクラスチェンジ先のモンスターに変化させて戦えるというシステムが存在するのだが、
当然クラスチェンジ前と後のモンスターのカードが必要なためせっかく面白いシステムなのにそのシステムを使いにくいものにしてしまっていて非常にもったいなく感じてしまう。

現段階でもキャンペーンなどで特別なイラストのカード(漫画を読んだ特典のミサンガなど)が存在するのだがそのカードもクラスチェンジや合成してしまうと当然消える。
せっかくこんなに育ててやっとクラスチェンジさせられるのにこのイラストのカード消えちゃうの!?という感情になったし、正直なんのための特別なイラストなのと感じてしまった。

これに関しては必要イェ無を増やす代わりに元のカードを残すかどうか選場せてもらえるようになるとありがたいなと思う。
(1番いいのはカードを複製できるようになると最高だが流石になさそう。)
今はまだいいがログインボーナスの1000ジェムをもらえなくなった時私の財政は破綻するだろう。

追記:この記事を書いている間に既に2000円課金しました。もう破綻する。

最後に

いかがでしたでしょうか。
ORE'Nは間違いなく神ゲーです。
多少の不満点は書いてしまいましたが僕も既に夢中になって遊んでいます。
3つの陣営の最初のステージは全てクリアしスターリングシルバードラゴンの育成を完了しました。

まだリリースしたばかりで荒削りな部分もあると思いますのでこれからも進化し続けるであろうORE'Nを楽しみにしたいと思います。

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