泉作陶作品集 モネの睡蓮の皿

画像1 魯山人の借景見立て「モネの睡蓮の絵付け」。高名な魯山人にアイデアを借り、近景と遠景に絵を描いて、距離感を楽しむ趣向。
画像2 工程はかなり複雑です。まず化粧土で色をのせて、素焼き。
画像3 その上に深緑の釉薬で蓮の輪郭を描いて、さらにゴスで柳などを細工した。
画像4 釉薬は、辰砂ーあずき釉ー藤釉の三度のスプレー掛けで、朝ー昼ー夕方の時間の経過を表現した、結構な大作。
画像5 同じ角度の出来栄え。
画像6 こちらは朝焼けのピンク
画像7 真正面は昼なので、睡蓮の花が近くは詳細に書き込んである。逆に円形は柳が目立つだけ。
画像8 こちらは宵闇迫るイメージ。モネはこの時間をとてもうまく切り取る。
画像9 背面は夜から朝への移り変わり。
画像10 遠景のボケた感じが好きです。

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