隈研吾展  新しい公共性をつくるための🐈‍⬛の5原則

画像1 東京REBORNで「国立競技場」の建設のドキュメンタリーを観て、これは大会期間中に行くべきだと思った。隈研吾展に行ってきました。
画像2 真上から見ると「ゼロ」と読めると評判の国立競技場です。陸上のチケットを持っていただけに、五輪期間中に見れなかったのが残念です。
画像3 この大屋根をかけるのは、大変だったそうです。設計者のコンセプトを実現する現場の労働が、未来に残る建築物を創ります。
画像4 木のルーバーで風をコントロールするなど、工夫がいっぱいです。このルーバーに使った木は47都道府県から集めたそうです。
画像5 隈研吾といえば、「木組み」それも安い材料と新しい素材を組み合わせるコンセプトが重要です。
画像6 隈研吾を一躍有名にした高知県梼原の取り組みです。美の巨人たちで紹介されていたので、いつか行きたいと思います。
画像7 この梼原のビデオインスタレーションが素敵でした。白黒なのに深い緑が見えました。
画像8 今回は隈研吾が掲げる5つのテーマがあり、コーナーは「孔(あな)」、「粒子」、「ななめ」、「やわらかい」、「時間」という分野で展示されています。
画像9 全体に巨匠丹下健三の後継を意識した内容になっていて、直線と垂直方向の丹下建築からの逸脱が語られている印象。
画像10 また鉄とコンクリートからの逸脱もわかりやすいコンセプトでした。
画像11
画像12 東日本大震災からの復興でもご活躍。南三陸さんさん商店街などで、地元の人たちとの「対話」からコンセプトを編み上げていく様子がドキュメンタリーで紹介されています。
画像13 駅の取り組みも多く、こちらは高輪ゲートウェイ駅です。個人的には高尾山口駅の大屋根が好きです。残念だけど模型がないので、撮影できませんでした。
画像14 個人的に興味があったのは、コロナ以降のコンセプトとして、猫の視点をあげていたこと。「触感」、手触りのあるコンセプトや、にゃんにゃん(2020の呼び方)的な居心地の良さがまさに次の潮流になる気がしました。
画像15 猫のビデオインスタレーションも楽しかった。

ご愛読いただきありがとうございます。 テーマごとにマガジンにまとめていますので、他の気になる記事も読んでいただければ幸いです。