知恵の本1冊1P「善と悪の経済学」トーマス・セドラチェク

画像1 善悪の軸による経済学の分類。 #トーマス・セドラチェク
画像2 「善行は報われるか?」という深淵な問いの元に、振り子の一方にカントの「善行は無私」という倫理学を置き、中心に「効用の最大化を禁じない」ヘブライ思想を配し、片側にマンデヴィルの「個人が不誠実になるほど、国家・制度によって望ましい」とする倫理と経済の逆相関を配置する。この点で現在の主流派経済学は、かなりの悪の経済学サイドである事が証明される。

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