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豊かな知足経済へのパラダイムシフト 少子高齢化の具体的な対策を考えよう 2013年秋の研修会

少子高齢化に対応した、知足経済による新しい「豊かさ」へのパラダイムシフト

コンセプト

世界で最も早く高齢化社会に突入する日本での経験を積極的に活用して、
少子化と高齢化に対応した新産業群を立ち上げ、高齢化を後追いする先進国や中国などに積極的に輸出する。
子育てを喜びとする家族形態を再編成し、親だけでない子育てを環境を作り、個別の低年収をカバーする。老人世代を子育てビジネスに活用し、
子育ての労力から女性を解放するなどの連続した施策群。


対象 1 国家/日本

施策 豊かな知足経済へ

具体的な対策のコンセプト

1. 行き過ぎた資本主義によって肥大した物質主義と自己中心的なエゴイズムの風土を
  精神主義と家庭尊重主義に変えていく「足るを知る」をベースにした求めすぎない経済を
  世界で初めて先進国として実現する
2. 同時に世界で最も早く高齢化社会に突入する日本での経験をモデルケースとして積極的に活用して、
  少子化と高齢化に対応したソリューションをベースに新産業群を立ち上げ、中国、欧米など高齢化を後追いする先進国に積極的に輸出する。
単発の新規産業ではなく、就業人口の大きい産業群として育成することが主眼である。
  この産業群によって景気浮揚を支える。
3. それらの新産業を「群」として成立させるためには
  既存企業からの新規事業では全く足りない。
  そこで国家をあげた「起業家の育成」を行なうことで、
  教育の根本を「次世代に規模が大きくなる産業のための起業」を促すと         いう明確な目標を設定する。
4. 65歳以上の高齢者を労働力として活性化させることと、
  子づくり世代の子育て労働力需要をひとつのセットとして解決する

対象 2 企業

施策 新産業によって未来を創る豊かさ

具体的な対策のコンセプト

1. 世界最速で高齢化社会に突入する日本をモデルケースとして活用し、
  少子化社会に必要なソリューションや
  高齢化社会に必要なソリューションを早期に産業化する。
  国を上げて支援される、これらの新産業群を背景に
  それぞれの企業は中国、欧米など、
  高齢化を後追いする先進国に積極的に輸出する。
2. 特に課題解決や国家支援を期待される産業は、
  高齢化対応創薬、3K職場のロボット産業、環境エネルギーなど
  従来の豊かさとは違う次元の幸福を実現する産業である。
3. それらの新産業を「群」として成立させるためには
  既存企業からの新規事業では全く足りない。
  そこで国家をあげた「起業家の育成」が必要になる

対象 3 家庭/個人

施策 子どもの成長と家族の笑顔を楽しむ豊かな人生

具体的な対策のコンセプト

1. 次世代の子供の未来を中心に家族が再結集する社会をつくる。
 「低収入が不幸、高収入が幸福」という固定概念を一掃し、
  低い収入でも、結婚、子づくりができる家族構成の社会をつくる。
  そのためには、低所得の個人を集めて、高収入化させる家族像を実現させる。起業を志す低所得の若い夫婦と「子育て就労セット」で稼ぐ祖母祖父夫婦、子供のいない叔父叔母夫婦などを再結集することを促す大家族的な住居に住み替え施策などを連動させる。
2. 子供たちに対する起業のメリットとリスクテイクを学校だけでなく、家庭からも教育する。
3. 子供を育てることを家庭からアウトソースする。
  さらに食事などの家事もアウトソースして、女性が子供を作っても、会社でのキャリアとマッチする社会をつくる。そのためには、子供と老人という高齢化対策社会の両輪をひとつのセットして組み合わせ、子育て、外食などを中心に老人世代の就労機会として育成する

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