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フェルメール展 2012

フェルメール展。
郵便というメディアと人々の営み

楽しみしていた文化村のフェルメール展に行って来ました。「恋文」など三点が同時公開されました。今年は真珠耳飾りの少女も来日するので、ちょっとしたフェルメールイヤーです。

とはいっても、極端に点数が少ないフェルメール。展示会のキュレーターは、他の何と組み合わせて展示するかが腕の見せどころになります。普通なら出身のオランダ絵画と併せるのですが、今回のキュレーターはテーマに凝りました。三枚のフェルメールが全て手紙に関する題材を扱っていることから、郵便システムが民間人にも使えるようになった新しい時代の「人々とコミュニケーションの変化」をキュレーションして見せたのです!

このメディア変革時代の人々の姿は、まさにネット時代の我々の姿と重なるテーマであり、絵画ファンという観点よりも、メディアに携わる会社人として勉強になりました。

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