見出し画像

(〓]三三 消しゴム界最速は誰だ!スピードイレイサー決定戦 三三 [〓)

(〓]三三  シュンッッッ  三三 [〓)


最初に〜今日のテーマ〜

こんにちは、「消しゴムが好きな人」です。
いつも通り書店や雑貨屋を徘徊し事務消しゴムを集める日々です。

そんな私が思いついた今回のテーマはこちら!!!

「とにかく早く消せる消しゴムを決めます!!!急げ!!消せ!!」

これです!!
既にスピーディな方は「結果発表」から飛んで、結果発表だけ楽しんでくださいね!ご遠慮なくどうぞ!↓

データ「だけ」見たいという方は
「オマケ:今回の検証データはこちら!」を選んでくださいね!



目にも止まらぬ展開に着いてこれてますか??!
もう一度確認します!せっかちさんやお急ぎの方は↑から飛んでくださいね!?!
目次見たらわかりますが、今回はいっぱい文字あります!大丈夫ですか?!飛んだ?!飛びましたね!!?!


………よし。


それでは、いまここの部分を読んでる方は
「マジの暇つぶしで読んでる方」
「消好人(筆者名の略)の文章を読む覚悟のある方」
「フローチャート記事に耐えられた方」
などなど、とにかく精鋭の皆様ということでしょう!ヨシ!

それではいつも通り好き放題消しゴムと戯れていきます!!
よろしくお願いします!!!(〓]



検証の舞台を紹介するぜ!!!

まず、皆さんはこちらをご存知でしょうか?

イラスト付近の文字にご注目です!


「きれいに消えて」ってすごくな〜〜〜〜〜い?!?!?
これ、消しゴム自身の性能とは別に、紙の力で消字力に上昇効果をかけられるってことですよね!消しゴムの消字力の比較に心狂わされている私としては、驚き桃の木山椒の木!!

ドラクエでいうと銅の剣や鋼の剣など武器自体の強さで比較検討していたところ、急にバイキルトが現れたという感じです。えっ、すご!
はやぶさの剣が輝くじゃん!!!



こちら、裏にある商品説明曰く
「(中略)鉛筆の芯の汚れが残りにくくなりました。」とのことです。

紙の繊維のアレコレが違うそうです。すごい。


あれれ〜??
鉛筆の芯の汚れが残りにくく」……???


それって……もしかして、



 早  く  消  せ  る  ってことじゃない?!?!?


バイキルトでもありピオリムでもあるかもしれないってこと?!?!?!
合体魔法バイオリム(?)ってこと?!?!?マジで????



実際に、試してみた。

さらさら書けるタイプの記録は25.05秒でした。
中間地点で往復が多いことがわかります。
きれいに消せるタイプの記録は20.17秒
中間地点のスムーズさに注目です。



本当に早く消せました(消好人調べ)。
企業努力、すっげ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。



ということはつまり……


    「きれいに消せるルーズリーフ」で
 「サラサラと早く消せる消しゴム」を使ったら

一体全体、どうなっちゃうの〜〜〜〜〜?!?!



もしかして、めちゃくちゃ早く消し終わるんじゃない?!?
みんなで比べたら爆速消しゴムが見つかっちゃうんじゃない!?


      これって、トリビアになりませんか???



そうとなればもう、開催するしかないですよね!!

         〜スピードイレイサー決定戦〜   を!!!!




(〓]スピードイレイサー決定戦レギュレーション


試合の舞台(使用する紙)
きれいに消えてなめらかに書けるキャンパスルーズリーフ【コクヨ】
消す対象
上記舞台に描かれた落書き(中学生時代のものを忠実に再現)↓

こっち見んな×40くらい


・出場選手を画像で紹介!

400個の消しゴムから速度が出そうなサラサラ系の34種を厳選!!
気になる選手の名前とNo.を覚えて応援しよう♡
(メーカー毎に色分けしてあります)



・(あんまり読まなくていい)競技方法
①用紙に消去用の落描きを準備します。公平を期すため、落描きは同じキャラクターをほぼ同じ大きさで、同一人物(筆者:消好人)が描くものとします。
なおキャラクターはオリジナルキャラクターとし、学生時代に落書きがバレる当時の焦燥感を完全に再現します。特に意味はありません。

②各選手(消しゴム)でそれぞれ消します。パッと見で落描きがどんなものか認識出来ない程度に消字された瞬間にタイマーストップとします。
なお、各消しゴムは一発勝負でのタイム計測となります。なぜなら、背後から迫り来る人間から防衛する機会は一発勝負だからです。

③一発勝負で出来るだけ消しゴムの真価を見極めるため、「紙がクシャッとなったら-0.1秒」、私がタイマーストップの「タップミスをしたら-0.2秒」とします。

④1番早かった消しゴム凄い!!!素敵!!!大好き!!!

以上です。

            では早速、決定戦の開始です!!!!


[〓)開始即、大会の模様ダイジェスト(〓]

(34回も同じ光景見せられても楽しくないので)

決定戦は熾烈を極めました。
当初は20程度の規模のはずが、34もの参戦数になったのですから当然かもしれません。

黒歴史を思い出しそうな落書きが次々に消されていく様は、かえって寂寥の感を引き起こします。
かつての私への禊でもあったのかもしれません。

少しくらい恥ずかしい落書きがあっても大丈夫さ!と言わんばかりに消しゴム達が躍動します。



〜〜
〜〜〜

消しゴムの中には決戦前にハードなトレーニングに取り組むものもいたといいます。消字に運命づけられた事務消しゴムゆえ、鍛えずにはいられなかったのでしょう。


消しゴム達の鍛錬は通常、人間の目に届かないように行われるとのことですが
今回は栄えある第1回大会ということで、特別に撮影の許可が得られました。本邦初と思われる、トレーニング時の消しゴムの様子です。


山篭りに励む⑱フォームイレーザー選手(写真上)と
⑫フォームイレーザーW選手(写真下)


果たして彼らのトレーニングの成果は如何に?!
いよいよ、34の頂点、スピードイレイサーの栄光を手にするモノを決める時がやってきました!!!



(〓]三三  結果発表!!  三三 [〓)


34種全てを紹介するのはみんなが大変です!
よって、トップ5を厳選しての発表とさせて頂きます。(1番最後に全ての順位をまとめがありますので、気になる方はそちらもご覧下さい)


では、さっそく発表いたしましょう!!
総勢34種から5本の指にくい込んだ、第5位はこちら!!




第5位:㉙シロクマくん(クツワ)
タイム:2.82秒

講評:ほどよい硬さとまとまり力でガツンとした消しごたえがたまりません!小学生さんが思い切り使っても折れない安心感もあります!



磁ケシで有名なクツワさんから来ました!
痒いところに手が届くステーショナリーなども多く作られている、個人的に要注目な会社さんです!!
シロクマくんがランクインしたということは
㉚学校ケシゴム㉛軽い!学校ケシゴムにも期待が集まりますね。


さぁ、どんどんいきましょう!!
続いて第4位は……?!!?!





第4位:⑯キャンパス小学生用消しゴム2B
タイム:2.8秒

講評:驚きの白さをご覧ください。綺麗に消えていることはもちろん、消しカスのまとまりや紙放れも完璧です。


言わずと知れたキャンパスシリーズ!
今回の舞台である「きれいに消えてなめらかに書けるルーズリーフ」を作られております、コクヨさんから来ました〜〜〜!!!
このルーズリーフが無ければこの催し(?)も無かったわけで、同社からランクインが出たのもなんだか嬉しいですね!!
トップ5のなかでも随一の消しカスの紙放れの良さは見逃せません。何度も何度も消しカスを払うなか、この消しゴムはパッと掃除が終わり、驚いたものです。



速さだけでなく、消しゴム毎の個性も楽しみですね!
さぁ、いよいよ3位です!!!



栄光の表彰台の一人目は、こちら!!!





第3位:Ain 軽く消せるタイプ(ぺんてる)
タイム:2.64秒

講評:正直なところ、ダークホースでした。トップ5の中でも屈指の小ささ。コンパクトなペンケースにもオススメですね。消しカスの紙放れはよくないので、好みが別れるところでしょうか。



ぺんてるさんからAin 軽く消せるタイプです!!
「軽く消せる」の名の通り、かなり軽い力で滑るように紙面を進みました!!もはや撫でているかのような消し心地は小さなお子さまや、怪我をした時などにも心強い味方になってくれそうです。


黒板表彰台に1人目が登ります。
サムネイルで各社代表が集っていた
由緒正しい舞台に青い凛々しい姿が映えますね。


さぁ、このAinすら上回った実力ケシは一体誰なのか!発表しましょう!


第2位は……こちら!!





第2位:エスト(I・C)
タイム:2.58秒

講評:この消しゴムを使うと、毎回その滑らかさに驚いてしまいます。何かが違います。
漫画の下書きを消す用途とのことで、スピーディーさは折り紙付き。
今回も良記録を叩きだしました!


知る人ぞ知る名消しゴム!!!!
I•Cさんから「エスト(ESTO)」のお出ましだ!!!!!
もしかしたら馴染みの薄い方もいらっしゃるかもしれません。それもそのはず、I•Cさんは画材メーカーさんのため、必然、この消しゴムも画材コーナーにあることが多いのです。
しかしながらその高性能さは活躍の場を選びません。
いつもと違う消しゴムや周囲とは一味違う消しゴムをお探しの方はぜひ探してみてください。


超有名定番消しゴムであるAinと縁の下の力持ち的活躍を続けるエストが並びます。
両者は対極のようでいて、スピード勝負はかなりの接戦でした。
お互いの力を認め合っているようにも見えますね。



そして……
ついにこの時が来ました。



今回のスピードイレイサー決定戦
栄えある第1位に輝いたのは……!!!





第1位:keep パステルカラー(株式会社ホシヤ)
タイム:2.55秒

講評:すんごいメロンの香りを漂わせながら爆速で落書きを消しました!!!遊び心も性能も見た目も高レベルにまとまっています。色と香りのバリエーションもいくつかありますので、お気に入りを探してみては?


優勝は、keepパステルカラー!!!!
おめでとうございます!!!!!!!!!

販売地域が九州・関西に集中しているとのことで、目撃情報が極端になるkeep消しゴムから、近年の新作「パステルカラー」が初代王者に君臨!!!
老舗メーカーからの参加消しゴムが実力を発揮しました!

肝心の消し味はというと、サラサラ感が軸にあるのは間違いないのですが程よい柔らかさも両立しています。適度なクニクニ感を楽しみながらサラリと消字することができる、サラサラとモチモチのハイブリッド(サラサラ寄り)といったところでしょうか。消字性能も間違いありません。

実は香りなしタイプも完備で万人向けです。
とても良い消しゴムであることは間違い無いのですが、九州・関西以外にお住まいの皆様なかなか見かけないかもしれません。
買ってみたい方は株式会社ホシヤさんの公式通販が一番確実です!


改めて keepパステルカラー おめでとう〜〜〜〜〜!!!

初代スピードイレイサー3傑(〓](〓](〓]



まとめと感想

今回の決定戦で思ったことがいくつかありました。

  1. 綺麗に消せるルーズリーフの真価を発揮するのは【筆圧が強い人】、【文字が濃い場合】だと感じました。

  2. 紙面が滑らかなぶん、軽い力でも消しやすかった。力を入れづらい時にもオススメ。あと純粋に触っていて楽しいです。すべすべです。

  3. オマケのデータからもわかるように4位以下はかなり団子状態でした。3秒前後の消しゴムが気になる方はメーカーさんや見た目やペンケースの入れやすさなどで決めていいかもしれません。

  4. 今回はスピードを重視してサラサラ系消しゴムに絞って決定戦としましたが、若干モチの傾向がある消しゴムが好タイムをだしたので、逆にモチモチ系のみのスピードイレイサー決定戦もアリかもと思いました。

  5. 消し比べまくるとき、予想外の消しゴムが強いと嬉しくなっちゃう。


スピードイレイサーだけでなく、色々なテーマでどんどん消し比べていきたいですね!!



オマケ:今回の検証データはこちら!

消しカスのまとまり具合も加味すると
コクヨの小学生用が好きでした

このデータが皆様の新たな消しゴム選びのお役に立てたら嬉しいです!!



ではでは、ここまで読んでくださってありがとうございました!
また消しゴムの話でお会いしましょう〜!(〓]

私が最近信じている消しゴムの神がおっしゃるには 「消しゴムが好きな人に与える100円があるなら、ご自分に新たな消しゴムを迎え入れなさい」 とのことです。ありがたいお言葉です……。 さあ皆様、消しゴムを買いましょう! (もちろん、私に100円を与えても消しゴムに変わります(〓])