水冷服の持続時間 山真製鋸 ICEMAN Pro-X(2024)の場合

水冷服ICEMAN Pro-Xを買いました
氷嚢が入ってるところにPCM液使ったネッククーラー入れてローテーションすると首も冷やせます

【ICEMAN PRO-X(アイスマンProX)2024年】 ICMPX-BLV-set 水冷服 5200mAhバッテリー 山真製鋸(Y'sGODJAPAN) アイスマンベストプロ ブラック メモ帳付 

ほんの少し前に山善水冷服ベーシック(氷ペットボトル1本仕様)を買ってたんですが、
氷嚢がもう少しデカければ2本入ってもっと持ちそうじゃね?と思って山真のも買ってしまいました。
目論見通り600mL x 2本+ロックアイス400gぐらいまで入ります。
でもセブンイレブンの板氷1.7kgはギリギリ入らなかった。惜しい。
一応本来は専用ボトル1000mLで使うものです。

ただ、山善の水冷服はポンプがUSB電源なので替えバッテリーに困らず付属のバッテリーも充電しながら使えるタイプだったのに対し、
山真のポンプは専用バッテリーを要するのに加えてパススルー充電もできず、
山真のポンプの使い勝手がいまいちだったので山真の水冷服に山善のポンプを取り付けて使用しています。

バッテリーに関しては普段持ち歩いてるモバイルバッテリー挿せば動くから実質バッテリーの稼働時間を考慮しなくてよいことにして、
さて氷の方はどのぐらい保つか目安を測ってみました。

方法としては
1. 氷ペットボトル600mL x2本 計1200gの氷と少量の水をセットする
2. 通勤時間を使って2時間ポンプ100%で稼働(暑かろうが寒かろうが)
3. 2時間経ったら、ペットボトルを取り出して、ペットボトルに栓をしたまま重量計測
4. ペットボトルの中のうち、溶けた分の水を捨てて再度栓をする
5. ペットボトルの重量を再度計測する→水を捨てる前との差分が溶けた氷の量
6. 時間あたりの氷の溶ける速度がわかるので、全量溶ける時間を推定
7. もう一度同じ手順で、今度はポンプを一切運転せずに溶けた氷の量を調べる
というやりかたをしました。
もちろん全量溶ける時間までやった場合よりは精度が低いでしょうが、そこまで外した値ではないでしょう。
外気温の影響はモロ受けると思うので、持ち歩いているswitchbot温度計の温度の一部を参考に添えておきます。
表示ウインドウを水冷服を使っていた2時間にきっかり合わせて最大最小平均をそのままスクショしています

・ポンプ100%稼働の場合
氷1251g-溶け残った氷=2時間で溶けた氷443g
→溶ける速度222g/Hr
→凍った600mLペットボトル2本入れると、5.5時間くらい持ちそう

外気温はこんな感じ

・ポンプを停止したままの場合
2時間で溶けた氷98g
(調理天秤の風袋機能で計量)
→溶ける速度49g/Hr
→凍った600mLペットボトル2本入れると、24時間で溶ける

こっちのほうが涼しかったみたい


例えば水冷服を用意して(車や電車移動とかで)稼働させずに6時間たったあとだと何時間使えるかというと
(最初の氷1200g−(OFF49g/Hr×6Hr))÷ON222g/Hr=4Hr
で到着したあと4時間は動かせる計算に

ほんとにそんなに持つかなぁ

あ、これやったときの私がいた場所の平均気温は29℃付近だったらしいので、
気温35℃のときは29℃/35℃=0.83なので溶ける時間を0.8倍で、
気温40℃のときは29℃/40℃=0.73なので溶ける時間を0.7倍で短めに見積もったほうがいいかも。

氷水の温度は基本0℃なので、セルシウス温度ならばざっくり
気温=氷との温度差∝熱流量∝氷の溶ける速度
になるはずだし。

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