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妊婦健診かと思ったら帝王切開してました

これから帝王切開で赤ちゃんを出します

37週0日の妊婦健診で主治医に言われた言葉です。

正期産に突入し、「もういつ出てきても大丈夫」と安心していた日でした。いつもの妊婦健診の日。それまでと違うことといえば、初めてNSTを受ける日でワクワクしていたくらいです。
待合室で「ふるさと納税の返礼品は何にしようか」「今日のお昼は何を食べようか」などと呑気に考えて、いつもと同じようにドライな主治医に「順調でーす。」と言われて健診を終えるつもりでした。

看護師さんに呼ばれてNSTを装着。お腹の張りや赤ちゃんの心拍が、目の前のモニターに数字やグラフなどで映し出されていました。
正常値や正常な波形については特に知らなかったため、自ら持ち込んだ本を読みながらモニターは特に気にせず過ごしていました。
ある程度時間が経って(20分くらいだったと思う)看護師さんが記録表を切り取って主治医のところへ持っていったのですが、少し慌てた様子で戻ってきて、「もう少し様子見てみましょう」と告げられました。
このとき、少し嫌な予感もしましたが、まぁ機器がうまく取り付けられていなかっただけかな?くらいに思っていました。
また少し時間が経過してから看護師さんが先程と同じように記録表を主治医のところへ持っていき、次はすぐに診察室へ呼ばれ、そして告げられました。
「これから帝王切開で赤ちゃんを出します」

それからはもう怒涛のように準備が進みました。
パートナーへの連絡
→里帰り出産ではなかったため、手術の同意書を書いてもらうためにパートナーになるべく早く病院にに来てもらう必要がありました。
手術の準備
→術着?に着替えたり、麻酔を打つための注射を打ったり、NSTを装着したり、バタバタでした。その中で手術の流れの説明もされた気がします。
また、パートナー到着後に、入院セットなどを持ってくるようにお願いした覚えがあります。

いざ帝王切開

バタバタと準備が進み、帝王切開をすると告げられてから役1時間半ほどで手術室に入っていました。
手順としては、
下半身麻酔で帝王切開分娩→全身麻酔に切り替えて縫合の予定でした。
痛みには強い方で、これまでに注射や外科的手術を怖いと思ったことは一度もありませんでしたが、流石に今回は直前は震えが止まりませんでした。
下半身麻酔は背中を丸めて背骨ら辺に注射をするのですが、これに痛みは感じませんでした。
執刀医に「これ触ってるのわかる?」と麻酔が効いているか確認されたときに、私は足を自分の意志で動かせるくらいに効いていませんでした。そのため、赤ちゃんを早く取り出すことが最優先されたこともあり、すぐに全身麻酔に切り替えられ、次に見た景色は病室の天井でした。

健診に赴いてから手術を終えて目が覚めるまでわずか5時間。怒涛の出来事でした。
全身麻酔中の記憶や、産後の入院生活、息子入院生活については、また別の記事にしたいと思います。

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