2/14【予想】東京11R 共同通信杯[G3]

2/14【予想】東京11R 共同通信杯[G3]

◎3ステラヴェローチェ
○1ディオスバリエンテ
▲7エフフォーリア
☆8レフトゥバーズ

本命はステラヴェローチェ。
新馬→サウジアラビアC→朝日杯FSとレースを追うごとに大器の片鱗を感じられ、直近での陣営のコメントや特に前走の朝日杯FSのレコード決着の中での脚色を踏まえても能力に疑いようはなく本レースもクラシックへの通過点であろう。
懸念は距離とレース展開。
本馬は皐月orNHKマイルの選択肢が残っているであろうと感じられ、データからも過去10年で前走が朝日杯FS組は0-3-0-3/6と勝ち馬が出ていないこと、加えて本距離は初出走であることから適性はマイル路線かもしれない。陣営もそういった部分を探りながら出走しているはずであるが、前走の内容から距離延長は対応可能と見ての出走のはずである。
展開からも後方からよりは前目の競馬の方がレースにあっており、後ろから伸びるが前が止まらない場合の取りこぼしに注意したい。
以上の2点とオッズ的にも本命の位置付けではあるが2着まで見据えた馬券を購入していきたい。

対抗はディオスバリエンテ。
過去10年での前走別の勝率、連帯率、複勝率は以下の通り。
          勝率 連対率 複勝率
新馬 1-1-1-4/7    14.3  28.6  42.9
OP/L 2-2-1-4/9   22.2  44.4  55.6
G1  0-3-0-4/7     0.0  42.9  42.9

前走が新馬戦組はOP/L、G1組に続く複勝率であり、軸としてある程度信用できる数値となっている。
また、過去10年での前走の着差別の成績を見ると勝ちで0.6~0.9秒差の馬は2-1-0-1/4となり勝率は50%、複勝率は75%となる。(前走を新馬戦から本レースの勝ち馬となったリアルスティールは新馬戦にて0.6秒差をつけていた。)
本馬は新馬戦を0.1秒差で勝利しての臨戦となるが、3着以下には0.8秒差つけており、直線で馬場の悪い内側を走りながらの勝利という点でも新馬戦の内容は大いに評価できる。
実際に2着のボーデンは次走の未勝利を6馬身差、0.8秒差をつけられた3着のアサマノイタズラでさえ次走の未勝利を4馬身差で快勝しておりレースレベルは疑いようがない。
体調面(きさらぎ賞見送りの経緯あり)、気性面の気がかりなは一部残っても2番手有力であろう。

単穴はエフフォーリア。
今回レースのレベルは上がるが、操縦性がよく前走のスローからの好位抜け出しの瞬発力は本レースへの適正を伺うことができ快走を期待できる。

注目はレフトゥバーズ。
過去10年で牝馬は全3頭出走しており、いずれもすべて着外ではあるが本馬については一括にできないものと見ている。
本馬も新馬戦からのローテーションで前走は0.6秒差をつけて快勝。勝ちタイムの東京1600mでの1:34.5はアカイトリノムスメが勝利した赤松賞と同タイム。
血統面では相性の良いディープインパクト産駒であり、同じ父ディープインパクト×母父タピットの配合は去年の最優秀短距離馬グランアレグリアと同じ。牡馬との切れ味勝負なら善戦可能ではないだろうか。

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