逆算力でJリーガーに。
2021年。
そして俺はJリーガーになった。
サッカー選手を初めて5年。
苦節を乗り越えやっとたどり着いた場所。
ここから絶対這い上がっていく。
俺は27歳。
JFLでサッカーをするアマチュアサッカー選手。
大学卒業後サッカー界に足を踏み入れた。
Jリーガーを目指す!!
と、心のどこかにあるものの日々の日常に染まり、
サッカーを続けてしまえるこの環境に甘んじて、アマチュアサッカー選手を5年していた。
ある時ふと振り返る。
俺はこのサッカー選手の5年間で何を得たのだろうか。
全力で日々を過ごしたのだろうか。
そういった疑問がふつふつと湧いてきた。
そして俺は思った。
サッカー選手をやるからにはJリーガーになって活躍しなければならない。
全力で目指した日々が将来財産になるはず。
そう考えた。
目標は「30歳までにJ2以上で活躍する。」
そう定めた。
そうなれば逆算だ。
Jリーグに入るための逆算。
ポイントは2点ある。
①年齢的にとりあえず2021年にJ3
②コスパの良い選手
①とりあえずJ3へ
まずJFLで目立った活躍をしていない僕が狙うべきところはJ3下位のチームだ。
J3とJFLは差という差はない。
もちろん何かしらの差があってカテゴリーが違うのは重々承知だ。
自分のプレースタイル的に通用する部分はたくさんある。
入団後、試合に出る自信もある。
2021年に28歳になる俺は、
今シーズンのJ3での活躍は必須条件。
そして入団することも必須条件。
自信はある。
② 【コスパの良い選手】
世の中はコロナパンデミックを引き起こした。娯楽の1つとして数えられるサッカーは各チームが資金難に陥る事は目に見えていた。
俺はそこをつきたいと思った。
J3のチームに所属さえすれば活躍できる自信があった。
俺は27歳。
本来、旬であればサッカー界では少しお金がかかるお年頃だ。
だから俺はコスパの良い選手を目指そうと思った。
例えば、0円でチームに所属し
試合に出てチームが勝てればなんとコスパの良い選手だろうか。
サッカーチームといえど、会社だ。
選手はその会社の中の競技部署の選手という役割に過ぎない。
チームに価値をもたらすという意味では、
選手も営業も広報も全員同じ。
やる仕事内容が少し違うだけだ。
そう考えた。
そんな計算をして狙うべきチームに的を絞った。チームの決算書も見たりした。
実力でJリーグに成り上がった人からしたら
こすい手口かもしれない。
でも目標達成のためなら雑音は関係ない。
1人くらいそんなJリーガーがいてもいい。
0円でも活躍さえすれば誰も文句言わない。
会社に価値を与えれば、立派に役目は成立する。
ここで少し現実問題をあげておく。
俺は結婚している。
家庭がある。
給料0円で生活はどうするのか。
そこにはそれなりの自信があった。
副業としてパーソナルトレーニングジムを立ち上げた。
あと、持ち前の笑顔とトーク力、夢を語る力、ゴマすりのセンスで個人的に支援してくれる企業様も見つけた。
そして俺はサッカー以外から月収60万ほどを得た。
他にもリモートでできる仕事も持っている。
登録者2000人のYouTubeチャンネルも持ってる。(最近は全く更新してない)
よかったら見てね。
やまこうチャンネル
ここも組み合わせれば食べれるだけの収入は作れる。
これが俺の強みを活かしたJリーグ入り策略だ。
Jリーグチームに所属して、チームからお金をいただかない。外でお金は持ってくる。
1番ネックになるお金は自分で作れる。
それが俺の考えだった。
そしてコロナパンデミックは自チームにも影響与えた。
俺は契約満了となった。
コロナで満了になったなどと言うつもりは微塵もない。実力不足。
試合には15試合中13試合出た。(うちスタメン4回)
満足できる数字ではない。
だが、
Jリーガーになると決めていた俺には絶好の試練だった。
そこまで悲観的ではなかった。
俺の策略で取ってくれないJ3チームはないと。
そして俺は狙いを絞ったJリーグチームに
練習参加した。
自分の想い。コスパのこと。
全てを話した。
俺はJリーグのチームに入団する。
そして活躍する。そして必ずステップアップする。
そして俺は2021年Jリーグチームに入団した。
すべては逆算で、
サッカー以外の自分の強みを前面に引き出したこと。
入団するために考えつくしたこと。
希望クラブの決算書を見て、資金的にどうなのか調べたこと。
チーム編成を見て、若手が多いことから自分の役目が何なのかも探しだしたこと。
ここまでしたらJリーガーになれる。なれた。
これが俺がJリーガーになれた要因だ。
生き様をここに示す。
ぜひ参考にしてほしい。
そんな記事を書く予定だった。
2021年
俺はJリーガーになれなかった。
0円でいいとチームにも伝えた。
それでも入団することすらできなかった。
入団できなかったこと以外は事実。
考えが甘かった。
もっともサッカーの実力が足りなかった。
これが今の俺。
またふりだし。
そしてまだチームが決まっていない。
以上。
〜追記〜
小説チックに書いてみました。
病んでないです。笑
楽しんでいただけたら幸いです!
どこかの選手の力になれたら嬉しいです!
またピッチで会ったら声かけてください!
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