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日本4部リーグのサッカー選手

サッカー引退したら何する?

こんな会話が時に飛び交う。

先日の新生日本代表。ロシアワールドカップ。

一つのゴールに大観衆が歓喜に満ちる。

そんな景色すら見たことない選手。

そんな選手が日本4部リーグ "JFL "には数多く存在する。

大学を卒業して入ってきた選手。
バイトを掛け持ちしている選手。

移籍せざるを得なかった Jリーガー。
引退を間近に控えた元 Jリーガー。

今後どんな仕事しよう

こんな不安を誰しも抱え、
そして悪いプレーをした日には

必然と考えてしまったりする。

どうやったら、上手くなれるか

より

サッカー続けてよいのだろうか、

そんなことを思う日もある。
こんな不安を抱く選手も少なくないと思う。

少なくとも自分もそんな中の1人だ。

1日の中で、弱い自分と強い自分が何度も行き来する。

自分はそんなサッカー選手だ。

自分はやれる。そんな自己暗示を1日に何度もする。
そして時間を見つけ、ジムへと足を運ぶ。

でも現実に突きつけられるのは、自己評価と他己評価のギャップ。そこには自分が思っているより、評価されてない自分がいたりする。

サッカー選手にはこういう思いをしてる選手は多くいると思う。


社会では20代後半にもなって、

サッカーしかしてないようなやつは

使えない。


たまにこんなことを耳にしたりする。

確かに名刺の渡し方も知らないし、
社会と言えば、簡単なアルバイト作業くらいしかしたことない。

でも本当に使えないだろうか?

いつも疑問に思う。

名刺の渡し方なんて1時間もあれば覚えれるし、
土日を楽しみに働いてるような人の方がよっぽど怖い。


少なくとも、身体と心を削り、

毎日自分と戦っているサッカー選手は、

自発的な人生を送っていると思う。


自発的に仕事していないサラリーマンより
よっぽど充実してる人生を送っていると思う。

自分と向き合い、

自分と戦って、

毎日自問自答する。


自分というのは、最強の敵だ。

いかなる時も、弱すぎる自分が顔を覗かせる。

そんな自分と戦えるメンタルを持ち合わせているサッカー選手ならば、

社会のどこでも通用するのではないだろうか。

要は、サッカー以外の
熱中できる仕事に巡り会うことができるか、

それが大事だ。

だから引退後のことは心配することはないと僕は思っている。

もちろん社会に目を向けることはしなければならない。

大事なのは、

今の現状に逃げないこと。

自分と向き合い、かっこ悪くても、全力でやり抜くこと。


そんなことを思いながら、
明日もグランドに足を運ぶ。

いかなる時も大事なのは自分自身だ。



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