保育士からみた園選びのポイント①

こんにちは。
保育系とは無関係な大学を卒業し、事務職とやらをやってみたくて働いていた。子ども時代って本当に、これでいいの?と疑問に思い、幼稚園教諭免許と保育士資格を取得し公立保育園にて約9年間働きました。

その後、3人の子育てをした経験を踏まえて、幼稚園、保育園を選ぶときに、どんな視点でみたらいいかを専門的な視点も含めて、お伝えしたいと思います。

あくまで、私の個人的な視点で、こんな見方もできますというご案内です。自分の心、子どもの心をしっかり向き合って、後悔しない子育て期を過ごされてください❤︎

【大切にしていることは?】と質問してみる。
働いている方に、手当たり次第、聞いてみるといいかと思います。子どもの気持ちを言葉にできるように、、、とか、外遊びで体をつくって、、、とか、
何かしら、方向性が一致していれば、職員は同じ方向をみて保育しています。それぞれいうことが違う場合には、個人ごとによいと思う保育を行っている、ということです。

個人ごと、が、悪いわけではありません。クラスごとに必要な内容を園長が理解して進めているなら問題はないと思います。

しかし、園長など管理する立場にある人が各クラスの向かう道を理解していない場合、子どもの育ちの目標にむかって手段を選ぶ場合に、それが適切か否かを決定する、相談するのをどんな風に行っているか、具体的にたずねてみるといいかもしれません。

現場は多忙です。保育や教育のやり方、言葉かけなど、チェックされることもなく、担任に丸投げされていることが多々あります。担任が、このやり方で良かれと思って日々の保育や教育が行われ、時に感情的な言葉により、子どもが傷ついていることがあります。

たとえ、どんなに忙しい現場の状況があったとしても、子どもの人権が守らないことはあってはいけない。
しかし、担任の先生も人間、間違いがあります。園としては「子どもの育ち、心を大切に」のようなうたい文句があるものの、実は、それとは相反する言葉がけや行動、やり方をしている場合もあります。
担任に間違いがないか、そこを確認したり、相談をうけたり、サポートしたりする、職員関係やシステムがあるか?を調べてみてください。
担任が相談できる、助けてもらえる、サポートしてもらえる職員間のシステムがある場合には、先生の当たり外れによる被害や我が子への人権侵害などを避けることにつながると思います。

しかし、繰り返しますが、残念なことに、日本の保育士、幼稚園教諭の待遇は本当に劣悪で、職員会議すらできないくらい時間がありません。

本来、子どもたちの育ちのため、子どもを愛する親のために、職員が一人ひとり個性が違う子どもたちをより理解して、その子たち、それぞれに最高のパフォーマンスをだすことが望まれますが、よい現場をつくるため、自分の保育を見直すための話し合う時間が枯渇しています。

職員同士が話し合う時間、子どものことについて、どうするとよいかを話し合う時間をどのような形で、いつ、何時間くらいありますか?と具体的に聞いてみるのもよいかと思います。

しかし、ここの話し合う内容が実のあるものであるか、、、。いいだしたらキリがないけどー。どんな内容について話しているんですかー?って聞いてみてください。その話し合いの結果、どんなことをしていくとか、具体的に最近あったこととか、教えてくださいーって聞いてみてください。

とにかく、先生の日頃の子どもについての対応の振り返りと次回への改善に、どのくらい話し合う時間があるか!そこがポイントです♡

まだまだ、みる視点は、ありますよー。
続きは、また、次回。

大切なお子さんが、そこでの生活が楽しくて仕方ない時間を過ごすことができる。大人は安心して預けられる。そうした園に出会えますように♡