対話が生まれる「自然と人のダイアローグ」@国立西洋美術館
お友達・家族オススメ度★★★
くつろぎ度★★★★
この企画展の楽しみ方、おすすめは散歩マインドです🍀
国立西洋美術館リニューアル後、はじめての企画展。
ドイツ・エッセンのフォルクヴァング美術館とのコラボになっていて、印象派から20世紀くらいまでの作品が100点以上。
全体的に穏やかな絵が多く、時折目をひく作品がある。そんな印象でした。
膨大な点数の企画展は結構大変なので、最初から気合をいれてじっくり。。よりも、歩きながら「なんか気になるものはないかなー?」という感じで気負わずに散歩感覚で。
作品について気づいたこと、感じたことをお互いシェアしながら鑑賞している人が多かったのが印象的。ご家族でのんびりもよさそう。
帰る前はぜひ、美術館を出て右のベンチへ。
リニューアルして前方がすっきり、視界が開けて抜ける風も心地良いから、少し余韻を楽しむのがおすすめです
9月11日までやっています。
美術館目線のハイライトはこちらから! https://nature2022.jp//highlight/
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【好きな作品、気になる作品】
最大の目玉とされていたのが、ゴッホ晩年の
《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》(リンクで画像表示されているもの)
金色の麦畑と死のイメージ。ゴッホの死に対するイメージをうかがい知ることができる作品という位置づけ。
私が気になったのはこの3つ。
①ポール・シニャック
《サン=トロペの港》
https://collection.nmwa.go.jp/P.1987-0003.html
今までスルーだったシニャック。夕暮れか朝焼けか、色味と構図の美しさに惹かれました。リアル対話型鑑賞をやっている方たちがいて、その方たちが話題にしていた作品内のものが私には見えていなかったという体験も。言われるとはっきり見えるから面白い。
②カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ
サイズの小さな絵ですが、美しい色味と女性の存在感に惹きつけられます。今回の展示の中で光を強く感じる作品。
③アクセリ・ガッレン=カッレラ
《ケイテレ湖》
https://collection.nmwa.go.jp/P.2021-0001.html
世界的に注目されている北欧作家、初めて知りました。光を受ける湖面の美しい作品。
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