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イベント実施報告《ディスカバリー親子自然体験@霧ヶ峰》開催しました。

こんにちは。Putali Peakです。
雨が降って居ますが、週末は高気圧の圏内に入り、山日和となりそうです。
土日2日間晴れ予報となったのは、実に2ヶ月ぶりだそうです。

さて、冒頭のタイトルにありますイベントを実施しました。今日はその報告です。

イベントを行ったのは10月13日。
まだ試運転ではありますが、
『ディスカバリー親子自然体験』という山ガイド+撮影まで行い、思い出を残すサービスをはじめました。

ディスカバリー親子自然体験とは?

ディスカバリー親子自然体験のコンセプトは
「自然は学び舎。その学び舎を通じてこどもの好奇心や成長を促し、家族の絆を深めよう」

3歳〜中学生以下のお子さんのいるご家庭を対象に実施する予定です。

記念すべき第1回目のお客様は、丸山さんご一家にモニターになっていただきました。
お子さんの瞬平くんは3歳。まだまだ甘えたい年頃。

丸山さんご夫婦は、私の映像制作会社時代の同僚です。


ベストシーズンの自然の中に身を置いて、美しい景色と共に家族との思い出を切り取りたい。
そんな思いで、第1回目に私がご案内したのは、長野県・霧ヶ峰でした。

イベント概要

霧ヶ峰は諏訪湖の北東に位置し、標高 1,925m の車山を中心に大笹峰、鷲ヶ峰など、なだらかな丘 が連なり、これら一帯を総じて霧ヶ峰と呼ばれており、作家の深田久弥は「日本百名山」にも選定して います。
春~夏にはさまざまな高山植物が咲くことで知られており、秋には高原の草が金色に輝き美しい風景 が広がります。スタートは車山肩から。ここから右手に広い道を緩やかに登ると、気象レーダーの建つ 車山山頂に着きます。
富士山などを眺めたら、少し急な階段を下り、車山乗越へ。ここから両側にロープの張られた登山道 になり、左に車山湿原を見ながらのんびりと散策します。
右手に草紅葉となった八島ケ原湿原を見ながらまたのんびりと歩いて、諏訪神社に寄ってお参りして いきましょう。それにしてもなぜここに神社の祠があるのでしょうか?その理由を探りにいきましょう。

コース紹介

車山肩 → 車山 → 車山乗越 → 蝶々深山 → 物見岩 → 奥霧小屋跡 → 小岩浅 間 → 諏訪神社・奥社 → 沢渡 → 車山肩
[歩行距離] 約 9Km [累積標高上り] 約 446m
通常コースタイム 3:20※休憩含まず

虫観察用具

車山肩からスタート。
3歳のお子さん、瞬平くんを飽きさせないように
「持って帰るのはできないけれど、捕まえてこの中に入れて観察してごらん。最後には放してね。」と伝え、

透明になっているジップロックコンテナタイプの食品保存ケースを渡しておきました。

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瞬平くんは、お母さんと手をつなぎながら頑張って歩きました。
だけど、すぐにダダをこねてしまい、なかなか進みませんでした。

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そんな調子で歩いていると、足元にイナゴがぴょんぴょんと飛んできました。
私が瞬平くんに「ほら!バッタがいるよ」と教えてあげると、夢中になって捕まえては、ケースに入れたバッタを大事そうに抱えながらしげしげと観ていました
すると、さっきまでのダダをこねていたのがウソのようでした。

ご両親には、「山の疲れにくい歩き方」をレクチャーしました。
旦那さんは、テレビ番組の音声さん。たまに山番組のロケにも行くそうで、
「これはロケにも役立つ」と言っていただきました。

2時間半後。

ようやく車山山頂に着きました。

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さっきまでご機嫌斜めになっていた瞬平くんは、山頂でお菓子が食べられると分かって、また元気になりました。

山頂では、ご夫婦にコーヒーをドリップして差し上げました。熱いコーヒーを片手に、雄大な眺めを眼下に、霧ヶ峰の成り立ちの概要などをお話ししました。

予想していたより、山頂に着くのが遅くなってしまったので、
ショートカットすることを提案しましたが、旦那さんが息子さんをおんぶしていくというので、
当初の計画通り八島ヶ原湿原まで足を伸ばしました。

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瞬平くんはお父さんの背中ですやすや😪

今回、霧ヶ峰を選んだのは、
広大な丘の草紅葉を見てほしかったからです。
草紅葉とは、草原の草が枯れて、まるで紅葉のように見える現象です。
陽射しに草原が照らされ、山全体が金色に輝いていました。
佳代子さんは、「ああ、きれい!」とフィルムカメラシャッターを切りまくっていました。

八島ヶ原湿原を過ぎて、今度は沢が流れる紅葉の森の中へ。
「このコースはほんとにバリエーション豊富だね」と感激していました
森を抜けて、白い穂をつけたススキの原を縫うように歩いて旧御射山神社へ。
霧ヶ峰は実は鎌倉の武士たちと深い由縁があるという事もご案内し、
佳代子さんも当時の武士たちの暮らしに思いを馳せていたようです。

さらに歩くこと1時間。
ゴール手前になって、ぐっすり寝ていた瞬平くんも復活(笑)
ころぼっくるひゅってに向かって走っていきました。

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ついにゴール


スタート地点に戻ってきました。

元気な瞬平くんとは相対して、両親はお疲れではありましたが、それ以上に達成感を感じていたようで、満面の笑みでした。
それを知ってか知らずか瞬平くんも笑顔。
頑張ったね
お疲れさまでした😁

素敵な思い出を持ち帰っていただいたようで、ありがとうございました!

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