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2023/03/30_たまむすびと日常

まじですごい取り留めもない感想で申し訳ない。

1番好きなラジオ番組が終わった。
まさか終わると思ってもなかったほど、
それくらいわたしの日常に馴染んでいた番組だった。

私がそもそもAMラジオ、もといたまむすびを聴き始めた理由は非常に消極的な理由からで、それまでは音楽を聴いて仕事をしていたのだが音楽では良くも悪くも自分の気持ちが動いてしまい、その当時は選曲に時間も割きたくないほど忙しかったし、自分で気分にあった曲を選ぶ作業がなんとなくしんどいという理由から聴き始めたのがきっかけだった。

ラジオは毎日同じ番組を同じ時間帯で放送される。その淡々とこなしていくような具合が性にあった。
話すメディアなのでパーソナリティの話し方や内容から人柄を想像して聞くことが多いが、
赤江さんと日替わりのパートナーの方々の人柄はわたしの日常に大袈裟じゃないちょっとした楽しみをくれる存在だったらしい。なくなるとわかるなんて恋人みたいや、こうゆう言い方は間違ってるかもしれないけれど、きいてもきかなくてもいい内容に救われることもある。
特に赤江さんの明るさはわたしの仕事をする態度に勇気をくれていた。

たまむすびが始まって終わるまでが10年ちょい。わたしが社会人になってからの年数とほぼ同じなので勝手にたまむすびの10年と自分の社会人生活10年とを重ね合わせている。

社会人になると学生時代のように日々のイベントが少なくなっていく。
気づけばあっという間に10年以上経っていた。
10年日常を過ごしていただけだけれど、
あの時怯えながら行っていた現場もなにごともなく入れるようになり、
打合せも何となくこなせるようになった。
なんなら打合せで喧嘩できるようにまでなってしまった。

ラジオ番組の終わり方にはいろんな終わり方があるが、たまむすびの最終回は赤江さんの、あくまでも主役は神輿を担ぐみんなで私は神輿に乗っけて貰っているだけという人柄がよく現れたラストだった。

大吉先生が2033年またたまむすびをやろうと言っていた。
淡々と日常を過ごすこと。
10年後はどうなっているかな。

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