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初心者向けシン講座。格ゲー初心者が強くなる方法

今回は初心者向けシン講座。格ゲー初心者が強くなる方法

というタイトルで
シンの使い方とGGST上達の
道のりを解説していきます

これからシンを使って上手くなりたいけど
何をしたらいいか分からない
ギルティギアってどうやって勝てばいいのかな
とか、そんな疑問を持ってる方に向けて
順を追って、基礎の部分を中心に強くなる方法を解説します

ところで、最近スト5勢の人たちがGGSTで遊んでますよね

今ひそかにプロの間でもブームが来てるGGST、オススメです
もし格ゲーに興味があるけど何から始めたらいいか
分からないって方やGGSTがきっかけで
格ゲーに興味を持った方はぜひ
この動画を参考にしていただけたらなと思います

・はじめに


まずDustloopというサイトをお気に入り登録しましょう
全キャラのフレームデータが載っています
概要欄にリンクを貼っておきます

さて、初心者と言っても色々ありますよね
今回の動画では、この図のように10F以下で停滞してる人を
一律で「初心者」の括りにします


当然、10F以下停滞と言っても
あと少しで天上階に上がれそうな人もいれば
GGST始めたばかりの6階の人も含んでますよね

今回は、格ゲー用語も分からないし
必殺技を出すのにも苦労している
ガチで格ゲー始めたばかりの人は例外とします
その方たちは、まずはチュートリアルと
ミッションモードをクリアしてください

GGSTではミッションモードが充実してますので
ミッションモードでゲームの基本操作を覚えてください

さて、ここからは
8~10Fを往復しているくらいの初級者に向けて解説を始めます

格闘ゲームが上手くなる要素は大きく分けて2つあります
それが「知識」と「精度」です

「飛ばれたら対空を出しましょう」これは知識ですよね
対空が実戦で出せるかどうかこれは精度の問題です

まずはこの2つの要素を押さえておいてください

そして初心者の方も
中級者くらいから伸び悩んでる方も
知識が圧倒的に不足しています

知識を鍛えるのはとても難しいです

ネットに転がっている知識の中にも正しい知識、間違った知識
微妙な知識、どうでもいい知識様々な知識が混在しています
それらの中から、使えそうな知識を見分けるのにも

見分ける知識が必要ですし
その見分ける知識が合ってるかどうかの知識も必要です

つまり簡単に言うと、初級者が正しい方向に向かって
練習出来てるかどうかは自分で判別するのは難しいんですよね

常に自分にとって必要な知識は自分に足らない知識だからです
上達に必要な知識は盲点になってるんですよね

間違い探しって、最初の時点では間違いに気づかないですよね
でも、着目点を変えてみたり色んな細部に注目してみることで
初めて間違いに気づきますよね
でも最後まで見つからない間違いもありますよね

格ゲーの知識も似たようなもので
気づかない人は気づかないまま
一生を終えてしまうことがあります
ゲーセンにいましたよね
ある程度は強いし初心者には勝てるけど
荒らしプレイみたいなやり方しかできなくて
一定以上強くなれない人、いましたよね

でもこれは、ある意味仕方ないことなんですよね
自分のフレーム(考え方の枠組み)を自分で更新するのはとても難しいんです

なので、この動画でもお伝えしますが
知識不足の初級者の方はなるべく他人の(出来れば実績がある人の)
意見や考え方のフレームを取り入れてください

これが「知識」を鍛えることの難しさです

じゃあ精度は何かというと
コンボの成功率や起き攻めの安定感
キャラ対策の成功率
つまり、毎回同じ行動を安定して成功させることができたら
精度が高いと言えます

ここは知識と違って
トレモでコンボ練習だとか
キャラ対策の練習を反復して成功率が高まれば
精度が上がってきたなと客観的に認識できるので
自分の努力次第で伸びやすいポイントになります

はじめにのおさらい
①知識を鍛えるのは難しいけど奥深い
最初は上手い人の意見を取り入れましょう
➁精度を鍛えるのは簡単だけど退屈自分次第で伸ばしやすいので
トレモが好きな人にオススメ

ここで、知識や精度を変えても
変わりづらい「性格」についても説明します

この図を見てください

これは左右に理論と経験
上下に攻撃と守備の線を引いて
格ゲー性格を4タイプに分けた図です


理論派の方はトレモが向いてるかもしれませんし
経験派の人は、人とコミュニケーションを取って
情報を仕入れて、対戦しながら練習する方が
向いているかもしれません

自分の性格に合った練習方法を取り入れることで
やらされてる感が減って練習効率が上がるかもしれません

タイプ別オススメ強くなり方

経験攻撃タイプ
独特の攻めセンスがあるので
そのセンスは大事にしましょう
ただし精度が低くなりがちなので
トレモでセットプレイを安定化させて
理論守備型の長所様子見からの対応や
我慢も取り入れてみるとよいかもしれません

経験守備タイプ
格ゲーを正面から攻略できるタイプなので
ある程度は勝手に上手くなります
けれども、トレモが苦手な人が多いイメージです
細かい対策を意識して、メモを取り
「起動したらまずトレモ」の習慣を付けると
よいかもしれません

理論攻撃タイプ
トレモとハメが大好きなので
キャラがハマれば勝手に上手くなります
理論守備的な部分や立ち回りが弱くなりがちなので
理論守備タイプの対応や経験守備タイプの差し合いを
参考にしてみるとよいかもしれません

理論守備タイプ
細かい調べものが好きなので時間をかけて勝手に上手くなります
キャラ対策と期待値に頼っているのと後手に回る動きが多くて
動きがワンパターンになりがちより広い視野で立ち回りを考えると
よいかもしれません

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・どんなキャラ


シンの長所と短所を挙げます

強み
⑴ガードさせて有利の下段突進技
難易度★☆☆☆☆

エルクで突進してエルク派生をガードさせたら
+8F有利が取れます
エルク派生をガードさせてからさらにスタミナを消費してガゼルステップ
(以下「ガゼル」と呼称)に
キャンセルすると+6F有利の状況になります

この密着+6F状態から発生7Fの近Sを重ねることで
1Fしか隙間の空いていない完全な暴れ潰しが成立します
この状態から暴れ潰しの近Sor投げで崩すのが強力です
投げを嫌がった相手は遅らせ投げ返しを狙ってくるのですが
これに対しては垂直ジャンプやバックステップで投げ漏れを釣りましょう

⑵強力な中段と下段で2択を迫る
難易度★★☆☆☆

近Sをガードさせるなどして密着有利状態を作ったら
中段のフーフスタンプと下段の6Kで二択になります
この密着有利な状態からの崩しがシンの一番の強みです
フーフからはRCコンボかガゼルキャンセルタイランが狙えます
6Kからは5k6hsライドやヒット確認ホーク(難しい)が狙えます

⑶無敵技から覚醒に繋げて壁を割れる
難易度★★★★★
昇竜拳が当たった時に
テンションゲージが50%あるとホーク>ホーク派生
ガゼルキャンセルライドに繋げることが可能です
これはコマンド的には難しくて精度が求められる部分ですが
シンの最強行動なのでぜひマスターしてください

弱み

⑴通常技がそこまで強くないです
シンの遠sは発生が遅くて硬直が長いし6Pの硬直も長め
2K2Dは距離が遠いと届かない時があるし2Pを当てた後も距離が遠いと
6Pが当たらなかったりします

⑵必殺技の隙が大きく、上級者に対策されると厳しい
ビークドライバーは直ガされると反撃されますし
通常技キャンセルフーフは小技で割り込めます
連携に穴があるので、相手の暴れを通しやすくリスクを抑えて戦うのが難しいです

・大事な前提知識

シンを使う上で、基本となる重要知識をまとめます

⑴必殺技キャンセル
難易度★★★★☆

現在のGGSTには
必殺技キャンセル(通称スパキャン)というテクニックがあります

これは必殺技の出初めを覚醒技でキャンセルするテクニックです
シンにとってはとても重要なテクニックなので
練習の優先度が高いテクニックです

例えばエルク派生キャンセル
ガゼルキャンセルライド
ホーク派生キャンセルガゼルキャンセルライド
ビーク派生キャンセルガゼルキャンセルライド等

⑵2Sにビークを仕込む
★☆☆☆☆

置き技として使う2Sですが
これにビークのコマンドを先行入力しておきましょう
2Sがヒットしていた場合
2Sビークのヒット確認からビーク派生まで繋げることが可能です
ここからロマキャンに繋げて壁割コンボを狙うこともできます

・立ち回り

立ち回りとは

格ゲーの地上戦には
有名な3すくみがありますよね
「差し込み」「置き」「差し返し」この3つですね

差し込みは踏み込んで技を当てに行く行動
置きは技を置いて相手に
踏み込ませないようにする行動
差し返しは様子見から相手の置き技の硬直に技を確定させたり
相手の行動を確認してからこちらが動く行動ですね

これはじゃんけんのグーチョキパーの
関係になっています

差しこみに対しては、技が置かれていると踏み込めずに負けてしまいます
しかし、技を置くなら様子見から置き技の硬直に差し返しが確定します
しかし、様子見をしていると相手の踏み込みを止められないので
差し込まれてしまいます

さて、立ち回りと言っても
何を考えればいいのかよく分かりませんよね
そんな時は、どの技が強いのか調べて
立ち回りの軸を考えるとよいです

こういう時は、フレームを参照しましょう

フレームとはゲーム内の時間の単位みたいなものです
1秒間が60Fです

概要欄のDustloopから
シンの項目を見てみましょう
まずは強そうな「置き技」を探しましょう
なるべく発生が早くて持続が長くて、全体硬直が短くて
判定が優れていて、リターンが高い技がよいです

さて、f.sと書いてあるのは遠距離sのことです
下にTotal34と書いてありますよね




これが全体硬直フレームです
シンが動けない時間が34Fあるよということです
発生が13Fの持続が3Fになってますね

一方、2Sは発生が12Fの持続が6F
全体硬直が30となっています




これはどう見ても2Sの方が強いですね
この持続3Fの差が格闘ゲームではめちゃくちゃ大きいです

・立ち回りの軸を考えよう(3つの軸を説明します)

⑴エルク軸
先ほども説明した通り
下段突進技かつガードさせて有利なエルクを軸に考えてみます

エルクで突進して触りに行く行動は
「差し込み」にあたります

相手の置き技には負けますが
ヒットはもちろん、ガードさせても強いです
これを使わない手はありません

基本的に、エルクに対して相手は技を置くか
飛んで避けるのが対処法になってきます

飛ばれるなら対空を狙いましょう

技を置かれるなら、その置き技に対して
勝てる行動を合わせましょう

例えば相手の置き技に対して勝てるようなら2Sやビークを置いてみましょう
これが次の置き技軸です

⑵置き技軸
先ほども言った通り、置き技は相手の差し込みを潰します
しかし、置き技同士がぶつかった場合リーチや判定面で有利な技が
勝つようになっています
例えば遠sに対して、上半身無敵の6Pが勝つことってありますよね
これは「判定勝ち」です
置き技同士のぶつかり合いだと
「判定勝ち」「リーチ勝ち」
「発生勝ち」等があります

判定が強い技なら判定勝ちを狙って
リーチが強みならリーチ勝ちを狙って
発生が速いなら発生勝ちを狙いましょう

判定に関しても概要欄のDustloopから見ることができるので
気になる方はチェックしてみてください

⑶対空軸
置き技と差し込みが上手く使えるようになったら
相手は地上戦を無視して
空中ダッシュで突っ込んでくるかもしれません
空中ダッシュなら地上技が当たらないですからね
そんな時には、頭を対空軸に切り替えましょう
つまり「様子見」です

さて、エルクの差し込み
2Sの置き、様子見の対空
これで先ほどのじゃんけん3種類
「差し込み」「置き」「差し返し(様子見)」
が完成しました

この3つの軸を瞬時に切り替えて
相手に合わせて使い分けられるようになったら一人前です

これをキャラ対策なども含めて
細分化すると、膨大な「知識」が必要になってしまいます

しかし、初級者の方は、まず
以上の3つだけを意識して立ち回りを考えてみてください
「今自分はエルクで差し込んだな(エルク軸)」
「じゃあ相手は何をするのかな」
「エルクに対して技を置いたな
じゃあ自分も強い技、2Sやビークを置いてみようかな(置き技軸)」
「エルク対策で飛んでくるな。じゃあ対空を狙ってみようかな(対空軸)」

この3つの思考の切り替え速度や微調整に集中してください

・攻めの連携

エルクや通常投げで近づいて近距離で有利の状況を作ったら
定番つよつよ連携を擦りましょう
ここに思考は必要ありません
とにかく強い行動で択をかけ続ける
この意識で大丈夫です

以下、その例を示します

⑴暴れ潰しで崩す
エルク派生>ガゼルで近づいたら
密着+6Fの状況が作れることは説明しましたね
ここで①近S➁投げ➂投げ釣りジャンプorバクステ
この3つを選べるようにしてください
トレモでガード後の反撃を投げにして
エルク派生>ガゼルキャンセル近Sで
相手の投げを潰せていたら成功です

⑵中下で崩す
密着有利状況や、近距離で固め連携に
移行したらフーフスタンプの出番です
フーフスタンプの中段と6Kの下段でガードを崩しましょう

⑶投げで崩す
もちろん投げで崩すのも有効です
投げで崩した後の連携は最後の動画で説明しているので
ぜひ使ってみてください
⑷2hsに繋げる
近Sや遠sをガードさせたら取り敢えず2HSに繋げましょう
この近S>2HSも暴れ潰しにできるので
先ほどのガード後反撃投げの設定にして、近S>2HSで暴れ潰しに
なるタイミングを身体に覚えこませましょう
近S>2HSの暴れ潰しや
遠s>5HSの暴れ潰しも同様です

・起き攻め
⑴通常投げの後の起き攻め
①詐欺重ねJS
少し前に歩いてから前J>降り際JS重ね
相手の起き上がりに6Pを
入力して、JSで6Pが潰せているか確認しましょう
潰せているなら、昇竜拳を撃たれてもガードできます

➁ダッシュ近Sダウン追い打ち>ダッシュ近Sor投げ
投げ間合い外を狙って、暴れ潰し近S
もしくはそのまま投げ間合いに入って投げです
近Sからフーフにキャンセルしてもいいし
6Kの下段にキャンセルするのもよし
近Sダウン追い打ちでダメージとテンションゲージも回収できるし
バランスの良い選択肢です

➂ダッシュから直接フーフor6K
これは分かりやすいですね
起き攻めで直接二択にいきます

⑵エルクの後の起き攻め
エルクの後は詐欺飛びに行けません
なのでダッシュから近S重ねに行きましょう
もちろんダッシュから投げもありです

・コンボ動画

最後に、シンの重要コンボや
起き攻めを紹介して終わります
基本コンボは検索すれば見つかると思うので
特に重要そうなやつだけ載せておきます

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