カタレンを利用しようとして失敗した者のその後の話
こんにちは。久々の投稿です。
片道レンタカーサービスの「カタレン」を利用して失敗した話もとい愚痴を、これからの利用を考えている方向けの経験談という表向きで公開しましたが、ありがたいことに公開から時間が経っても「スキ」を度々頂きました。
実はあれから2度ほど利用したのですが、特段不満はなく、かといって素晴らしいと思うこともなかったので、記事を見た上で利用したい人は利用すればいいと思いその感想は書きませんでした。
ところが、レビューというものは不満を持った時に書かれることが多いもの。
ここまで言えば分かると思いますが、あれから半年近く経った今になってちょっと書きたいことが現れました。
とはいえ、せっかく利用させてもらったことがあるのに不満だけを書くのはさすがに気が引けます。
ということで、マイナスに感じたことを書くだけではなく、利用した感想も一つの記事に書くことにします。
マイナスに感じたことのみを記載した記事だけ見られた場合、フェアではないと思うので。
少し長いですがよければお付き合い下さい。
実際に利用した感想
まずは利用した経験談から。
悪いところだけ見られてブラウザバックされるのは相手に対して不平等ですからね。
利用したのは京都⇔東京路線。
利用の理由は帰省で、数日滞在でレンタカーでは使わない間の日はレンタル代が無駄になってしまうのでカタレンを使った次第。
ちなみに、車を使った理由は大型の荷物の移送でもなんでもなく、ただの興味(笑)。
レンタルした車種は往復ともMAZDA デミオ。
本当は復路はNISSAN NOTEを借りるはずが、エアコンの故障でデミオに急遽変更となった。
利用時期はお盆でスケジュールは過密気味だったかと思うが、利用開始時刻に遅れが生じることも借りる場所の変更もなかったのは好印象だった。
特に1日以上待った挙句、利用開始時刻後に手配申請の結果が送られた経験を持つ私にとっては。
発着場所は東京側は錦糸町、京都側は二条で、錦糸町は1台ごとに入出庫するタイプの立体駐車場。
一方二条は平面駐車場。
大きな差はないが、利用開始前後に確認やフォームの送信をする必要があり、錦糸町はそれがやり辛かった。
利用後の確認でもう一つ、これにやや時間を要するので返却時間には余裕を持った方がいい。
実際のドライブは一般のレンタカーそのもの。
エアコンやカーナビ、カーラジオにカーオーディオ搭載で安心快適。
唯一違うのは解錠施錠がBluetoothであること。
専用アプリで行い、利用申請が通った後に運営からキーが送られてくる。
なんとなく想像はつくが、多分スマホが終われば終わると思う。
利用後に給油した証拠としてレシートが必要なことも一般のレンタカーと同じ。
これを片道で乗り捨てが出来るというのは、需要がある者にとっては非常に便利だ。
もうひとつ、カタレンの利点は利用開始前後に非対面であること。
ゆえに利用開始・返却手続きがスムーズで楽なのはスマートで現代的でいいと思う。
一方で、それによるデメリットも当然ある。
特にコロナ禍で流行り始めた「非対面」は性善説のもとに成り立っているのはカタレンでも例外ではない。
貸し出し時も返却時も立ち合いがないため、車体の状態について担保されない。
車体のキズやへこみといった外観だけでなく、ゴミなどの車内の状態も使うまでブラックボックス。
先ほどの利用開始前後の確認はあるが、あくまで確認まで。
現地にスタッフがいるわけではないと思うので、前に利用した者によっては被害を被る可能性もある。
ちなみに、運悪く私もその目に会いガソリンが満タンのまま返却がされていなかった。
幸い運営が立て替えてくれたが、そういう利用者がいて今後もそういう者が利用し続けるのは確実だろう。
運営スタッフが車体に関わる機会が少ないならなおのことである。
ということで、以上が利用した感想である。
総評としては、利用者に委ねられる部分がややありながらも便利でいいサービスだと思う。
「実証実験中」ということで、いつかは分からない正式サービスが来ることを期待したいと思う。
私が受けたショックなこと
さて、次からが私が書きたかったこと。
先の利用で感じた利便さから、次に利用する機会が合ったらまた利用したいと考えており、最近それができた。
そのため、予約のためにそのフォームを訪れたのだが、そのときにそれに気づいた。
利 用 し た い 路 線 が 無 く な っ て い る 。
え、なんで???
利用したかった路線は前回同様、京都発着路線。
しかし、どこを探しても京都発着の文字が無かった。
その他にも九州や北海道路線も運用休止中としてHPに記載があった。
ここから長く見苦しい愚痴が続くのでご了承ください。
利用路線が無くなること自体は否定しません。何かしら事情があっても不思議はありませんし、世の中急にサービスが無くなったり変更になることは往々にしてあることです。
問題は、「事前に告知・通知なくサービスを停止された」こと。
カタレンを利用するには、公式LINE上から予約することが必要である。
すなわち、利用者全員に告知・通知できる媒体がある。
他にもLINEコミュニティとHPがあるが、利用者したい者全員に届くというダイレクトで効率的な導線を持っているのである。
それなのにどうして教えてくれなかったのか。
新路線やサービスである大宮や鹿島、日光などはお知らせが来ていた。
加えて、3/19には直前割引路線として京都路線も掲載されていた。
それが最初に確認した4/9時点で、LINE上からの予約もHPからも消し去られていた。
たちの悪いことに、九州や北海道路線と違い路線そのものが無くなっている。
休止中なのではない。
他にも覚えている限りは、大阪⇔名古屋路線も抹消されている。
ちなみに、Notionの料金表にはこれらが残っている。
中途半端な仕事は相変わらずといったところか。
運営をどう思うか
今回のことがあっても私の結論は同じ。
サービス自体は便利で否定しない。
そして、私はその利用を考えている人に向けて経験を書いて、少なくとも出来る限り損をしないようにする。
したい。
利用を考えている方は、どうぞ良いお付き合いを。
本当にするか、10回くらいは悩んでください。