見出し画像

骸の王入り吸血鬼ナイトメア

どうも、プレシアです。
この度JCSにて5-2の15位になったということで、自分が持ち込んだ吸血鬼ナイトメアについて解説します。


構築は以下の物になります。


それでは、順に説明していきます。

1.カードの採用理由について

天界の尖兵

このカードの強みとして、「吸血鬼・ヴァンピィ」「闇夜の姫・ヴァンピィ」「エレメントシャーマン・ライリー」「永劫を求む者・ケリドウェン」
といった、スタッツの高いフォロワーや墓場にあると蘇生してきたりするカードを消滅させることで進化するだけで簡単に処理が出来ること、「眷属への贈り物」のドローや「真理の魔鏡」でケリドウェンを蘇生させること、ライリーの疾走を防ぐ事も出来ます。


骸の王

このカードに目を付けたる人なんで中々いないと思います。ですが、吸血鬼ナイトメアにおいてはこのカードはとても相性が良いです。
まず、「吸血鬼の古城」がある盤面で「悪夢の始まり」を使用することで、最速で3tに骸の王を出すことが出来ます。3tで骸の王を取れるのは「粛清の一刀」等採用しにくいカードばかりです。(リーシェナになら白霜が採用されることもあるかもしれませんが)
リオード、エンジェルバレッジなどでフォレストバットが処理されない前提ではありますが、1tに眷属の召喚、2tに贈り物もしくは眷属の召喚で3体のフォレストバット並べ、3tに後ろのバットを出し、「吸血鬼・ヴァンピィ」を出した後に骸の王を出すことで、3tに6/6が2体並ぶ、なんてこともあります。(かなりの上振れです。)
また、「ブラットクイーン・ヴァンピィ」を出した時、4面しか出せないので12点までしか取れません。しかし、骸の王で盤面を開けると最大21点出しながら6/6を2体並べることが出来ます(ただし眷属への贈り物がないとそこまでできません。)
他にも、盤面ロックを無理やり解除したり、吸血鬼の古城を0コストで割ったり等、様々な使い方があります。


2.不採用カードについて


ローズクイーン

このデッキには1コストの吸血鬼カードをフルで採用しています。それ故に「夢の囁き」「ラストデイライト」等、2コスが少なくなっています。
ローズクイーンの進化時効果が使いにくいという理由で不採用にしています。また、高コストなため序盤に引くと動きにくいというデメリットもあります。


ラストデイライト

1コストが多いなら採用すべきでは?という人もいると思います。ただ、当て先がいないと使えないという部分と、骸の王で1コストがいなくなるので、今回は不採用としています。また、極力吸血鬼カードを減らしたくないという理由もあります。


3.1コストをフルで採用している理由

このデッキの最大の弱点。デッキをシャッフルするカードがないという点です。血統の王や闇夜の姫・ヴァンピィを複数枚マリガンで抱えてしまい、下に送ってしまうと残りを引くのはかなり難しくなります。そこで、1コストの採用を増やすことで、多少無理なキープをしても1コストを引く確率を少しでも上げ、何とか動きを繋げることが出来ます。


4.マリガンについて

基本的には1コストのカードはキープしたいです。が、先攻なら悪夢の始まり、後攻ならバロンダブルフィール、天界の尖兵が欲しいです。
後攻で1コストと悪夢の始まりがあっても、基本的には返しています。後攻はバロンか尖兵がないと相手にペースを作られてしまいます。

5.先手後手の決定

普通、吸血鬼ナイトメアは先手を積極的に取るデッキだと思います。しかし、このデッキは後攻の方が強いと思っています。
先攻のパワーが高い人形エルフ、白黒ロイヤルに関しては先攻を取りたいです。また、アミュレットビショップに対しても先攻でガンガン攻めに行く方がいいと思います。
吸血鬼ナイトメア、秘術ウィッチに対しては後攻を取るほうが強いと思います。後攻の方が尖兵やバロンが使いやすく、1、2の動きが確保しやすいです。
先攻の吸血鬼ナイトメアに対しては耐えて相手のリソースを枯らせるというのが主な戦い方で、序盤を妨害させつつ吸血鬼カードを墓場に落とすことを重視したいですね。
秘術ウィッチに対して後攻を取る理由は、ケリドウェンの進化を使いにくくするというのが大きいです。特に5ターン目のファウストでケリドウェンに進化を切られると、盤面も除去されその盤面を取るのも難しくなります。なので、相手のファウストの動きを制限させつつ、6tにファウストから真理の魔境、ケリドウェンの盤面をヴァンピィで処理しやすいようにした方が強いのではないか、というのが僕の意見です。


6.先攻での動き方

先攻で重視することは、自分の動きを相手に押し付けることだと思います。特に、1で述べた骸の王は早期に出すと中々取りずらいため、ほぼ確実に6点を出すことができます。更に、盤面の圧も大きく骸の王を取るか、横のフォレストバットやヴァーニア、ヴァンピィを処理するか等、1体は残せるような盤面を作ることが出来る良いです。ただし、先攻はリソースが枯れやすいため、悪夢の始まりと吸血鬼の古城を狙いにいくのが安定だと思います。骸の王は1枚しか入れてないですし(環境によっては1枚増やすことも検討しています)、引けたら使おうという感覚で使っています。
そうして盤面の圧をかけながら吸血鬼カードを墓場に5枚送り(可能ならどこかでヴァンピィを落としたい)ブラットクイーンヴァンピィで勝負を決めに行く、という動きがベストです。
また、7tまでに血統の王や悪夢の始まり、吸血鬼・ヴァンピィ、夜の群れ等クドラクで蘇生して強いカードを落としておきたいです。
先攻でクドラクからの悪夢ヴァンピィ(場合によっては血牙や夜の群れなんかもありです)の圧はかなり強いので、狙って行きたい動きです。基本的に、相手のppが0であれば青ヴァーニアよりも、ヴァンピィの疾走を通して行きたいので、回復を優先したい状況でなければヴァンピィを出しましょう。


7.後攻での動き方

後攻では1tのドローがあるため多少無理なキープをしてバロン、尖兵、血統の王等でEPをフル活用し相手の動きを邪魔しつつ、1コストのカードでブラットクイーン・ヴァンピィに進化出来るよう墓場を貯めていきます。強力な盤面を作ってきた場合はブラットクイーン・ヴァンピィで処理をしつつ、相手のリソースを少しずつ削っていきます。逆に、自分はリソースが枯れないように吸血鬼の古城、青ヴァーニアを絡めて手札を補充しつつ、ヴァンピィを墓場に落とせたら眷属への贈り物のドローも使います。
7tのクドラクでは、EPがあればヴァンピィを出して、カインドクイーンヴァンピィに進化を切るのも手ですし、血統の王が進化できるので、ヴァーニアや贈り物と合わせて除去範囲を広めることが出来ます。
そうしてひたすら受けに回りつつ、タイミングを見て攻めに回ります。


8.最後に

ここまで閲覧いただいてありがとうごさいます。
5.の最後でチラッと話しましたが、この構築だと後攻の方が強いと思っています。
noteを書くのは初なので、言語化出来てない部分や分かりづらい所もあると思いますので、質問があればDMで受け付けます。

これは1つの意見なので、違った考えを持つ人は多くいると思います。ですので、これが正解だ!とは思っていません。
あくまで参考程度に留めておいてください。


© Cygames, Inc. ©bushiroad All Rights Reserved.



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?