私の日常には必ず彼がいる

約4年前のある日、世の中が新型ウイルス感染症の流行で、趣味のライブ鑑賞や旅行がままならなくなった。ましてやただの外出や外食も買い物も、友達に会うこともままならなくなった。人によっては仕事でさえも奪われた人もいるだろう。そんな世の中でも仕事が変わらずあった職業なので、職場と自宅の往復以外することが無くなった。


そんな時に10年以上の付き合いがあるフォロワーがスプラトゥーンに誘ってくれて、discordのグループにも入れてくれて、初めての友人が増えた。あの苦しい世の中で唯一の娯楽と言っていいくらい、毎日深夜まで喋って遊ぶくらい仲良くなった。その友人が雑談の中で教えてくれたひとつの切り抜きで私の人生が変わった。

確実に脳死イーブイからだったことは今後もずっと忘れられないと思う



もうどんな話の流れで「この切り抜き見てよ」って言われたのかすら思い出せないけど、面白くて笑いが止まらなかったことは忘れない。
なんのゲームをしてるのかも知らない、なんで漫才してるのかも知らない、初めて見るVtuberなる存在も全く知らない、でもただただ面白かった。



会話も、やってるゲームが上手なことも。
長年ヲタクをやっていた自分に、久しぶりに訪れる新しいものに出会った感覚だった。


多分最初から興味が湧いた訳じゃなくて、会話のネタになるからってことで少しずつ切り抜きを見始めて、歌ってみたも聞き始めて、配信のアーカイブも見始めた。



そんな中でも、配信画面の見やすさと、コラボでもソロでも音声バランスの良さと、リスナーのためにミュートで内緒話してくれる優しさを知ってから、叶さんの配信を見始めるようになった。

生配信見てみようと思って始めてみた配信がこれ
当時の私はアニメやドラマも見続ける集中力もあまりなかったのに、ずっと楽しく見続けることが出来たのが嬉しかった。



この9時間の配信が「ずっとこの人の配信見てたい」に変わったキーだと思っている。
家でテレビ見るのすら集中出来ずにスマホ触っちゃう私が、スマホも触らず集中してずっと楽しく見れたから。


2020年の9月から私の日常に「叶さん」が増えた。
それはいつしか空気や水や食事や睡眠と同じ存在になった。
配信がないと違和感を感じたり、見ることがご褒美のような存在だったり、心の指標だったり、寝る時のお供になった。


このリストの9月以降の全部と

このリスト全部と

このリスト全部と

このリストも全部と

このリスト全部見続けてるの、冷静になるとエグイな…(しみじみ)
Twitchも見てるからよりすごいんだろうな…


いつも通り配信を見続けていたとある日、話してくれた
「ダンスを始めた理由はもう僕も活動3年目なのよ。さすがに(ライブで)ぽてぽてぽてぽて歩いてるだけの振りじゃよくないのよ。見て貰える期待して貰えるようになってきて、僕も変わんなきゃ、もっとパフォーマンス出来るようになんなきゃて、意識もあるのよ。もう可愛いじゃすまん、3年目になるといよいよ。ゲームばっかすんのもいいけど辛いことやんないとなんかダメな気しちゃう。向上心を大きく動かしてくれたのは社長の3Dとか不破くんの3周年(にじ)フェスを見て演者側としてもすげぇ、かっけぇな思った。ぼくはこうはなれんなって思ってたけどそう思われる人にはなりたいなって思った。僕って別に才能があるわけじゃないから頑張んなきゃなんねぇのよ。努力しないとつかないのよ!そういう力を。だから頑張りてえって頑張ってんの。」(一部簡略化しています)
その言葉から、怠惰な自分を緩やかに刺激し始めた。


私は「面倒臭い」の具現化したような怠惰の人間で、努力をなるべく避けるように生きていた。
頑張ることが本当に嫌いだった。自分なりに努力をしても思うように成果が出なかったし、コツコツ努力してそれ以上に良い成果を出している姉とそれを比べて全く褒めない親に心底嫌気がして、程々に出来てれば生きていけるだろうと妥協して生きてきて、実際それで程々に満足に生きていけた。
そんな怠惰な自分に「本当にそれでいいの?」と思うきっかけを与え続けた。




純粋に自分のためだけに努力し続けられる姿に驚いたし眩しいくらいに憧れた。
もちろん我々に見せるための仕事のためというものはあったし、話していた。それでも理由の根幹は誰かの為じゃなくて自分が出来ること、武器を増やす為だけの努力をする姿と、その進捗を逐一伝えてくれることで努力の辛いこと、大変なことや良かったことを理解し共有してくれるところが心を動かした。






「こんな努力ができる人を応援してる人間が怠惰なままでいいの?」、と。




そんな彼の影響を受けて今まで微塵も興味を持っていなかったダイエットと医療脱毛を始めた。
数字できちんと出るから努力が実るかわかりやすいと思ったし、叶さんもダイエットをしたことがあるからいいかなと思った。医療脱毛は前からやってみたかったからいいきっかけだなと思った。


ただ、自分自身が怠惰の具現化だと分かっているから、直ぐにパーソナルジムと医療脱毛の体験と入会した。近くではなく、車で30分くらいかかるような遠い場所に。
怠惰だからこそお金と時間をかけて努力して成果をちゃんと出そうと思った。


食事が一番好きな自分が食事制限もすんなりやれたし、筋トレも楽しくできた。ストレスもっと感じるだろうなと思ってたのに、毎日配信見てたからそんなのも何も無かった。楽しくダイエットして成果が出るのが本当に楽しかったし嬉しかった。





何より努力が楽しくて苦しく感じなかったのが初めてだった。






結果的に3ヶ月で10kgのダイエットに成功したし、医療脱毛はなかなか予約が取れないなりに今でもちゃんと通い続けている。現代の合法拷問だと思うくらいにはVIO激痛だけど麻酔もせず耐えている(良い子は真似しないで麻酔使ってね)

これは10kg減量達成した時の報告スパチャをした配信アーカイブ(2:20:10~)











「配信を見る為に生きるんじゃなくて、生きるために配信を見て」
2022/03/22配信より抜粋


今私は、生きるためのエッセンスとして配信を見続けている
6年間配信を続けてくれて、出会うまでそこに居てくれてありがとう
プロゲーマーではなく、にじさんじゲーマーズの叶としてデビューしてくれてありがとう
今以上の幸せと、笑顔と、素晴らしい環境が彼の元に訪れますように。
お互い飽きるまで楽しめる関係の、「共犯者」であり続けられますように

デビュー6周年本当におめでとうございます!
こんなこと言うの本当におこがましいと思ってるけどあえて言わせてください。愛してるぞ!




追伸
新たな努力をしてみたくなって、今度は人生2度目の髪を伸ばそうと頑張っています。お揃いのポニーテールにできるようになったらいいなと思っています。


#叶6周年
#かなえーる












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