‐永遠の10分・苦悶地獄‐

ゼリク城

浣腸室から
くぐもった女の声が聞こえると。
廊下を歩いている兵士が聞き耳を立てる。

「おい……
あれエレキの声だよな……?
あのエレキが苦しいだのなんだのって……」

「グアグェス様に浣腸されてやがるのか!?うひぃぃ」

「あのエレキじゃ、責め甲斐がありそうだ」

「悲鳴を聞く限り、グァヴェス様もさぞかし力がはいっているとみたぜ」

「くうぅぅぅぅ!!」

浣腸室内では、
赤いシルクのドレスを汗でへばりつかせ、大量の浣腸で
くびれのなくなった腹を抱えてエレキが苦悶をしている。

「ヒヒヒ……こんなに力がはいるのは、ソフィア姫以来だな」

「わたしも、エレキがこんなに責め甲斐のある女だったとは驚きです……」
ギメルは興奮で手が震えていた。

「うむむ……。ああん!も……もうだめぇ……」

「あ……姉御。よく頑張りやした……!」

浣腸がはじまってから40分後
イルリガートルの浣腸液がズズ……と音を立て、全てエレキに注入された。

「あむむむ……」

「ほほう、3500ccを漏らさず
全部呑みおったか。たいしたものだな」

「さあ、エレキよ。口上じゃ」

エレキは青ざめた顔をあげて
グアヴェスをキッっと睨むと
目をそらさずに口上を言った。

「お……お薬を下さり……ありがとうございました。
……う……っく…………うむむ……むああ。
満足……いたしました」

グアヴェスは手を叩き大喜び。
「ひいひいひい。
全部呑むとは欲張りな尻じゃな!
さて……ひひ……次は我慢じゃ」

ベチーーン!!

そう言ってグアヴェスは
我慢をしているエレキの尻に
平手打ちを見舞う。

「あむむ……!嫌っ!
ぶたないで!……うむ……苦しいのっ!」

「ああ、姐御っ!
……王様、あ……姐御はあとどれくらい我慢すればいいんで!」

「ふむ。仮にも肛魔の女幹部だ。10分は我慢してもらわんと困るな」

「ああ……、10分我慢すればいいのね。……うっく……」
(ああ、気を抜くと漏れてしまう。)

皆しばし無言になる。

「くぁ……。あむ……おう」

美人が苦悶する生々しい息遣いだけが
浣腸室できこえた。

「く……むむ……」

「あ……ああ……
あと何分なの……?」

「せっかちじゃな、エレキよ。まだ2分しか経っておらんぞ」

「う……うそよ……ああ……!
もう8分は経っているはずよ。おうっ……く」

エレキの手下は腕時計を見ていた。
我慢から8分は経っていたが、本当の事を言えばゴンザのように殺される。

怒りをぐっと堪え、ギリギリと歯ぎしりをしていた。

「エレキよ……わしから浣腸をされたんだ、もっとじっくりと
はらわたで転がすように味わえ」

「ああっ、出ちゃうわ……駄目よ……、
もう……うむむ……、おうっ……おうっ」

「いい歳をした女が、出ちゃうとは、何事だ!」

そう言うと、グァヴェスは薬指で
くにくにと便意に堪えるエレキの肛門を揉む。

「おうっ……くはぁー……」

「グァヴェス様、エレキの口から
何が出てしまうのか言わせましょう」

「ヒヒヒ、おいエレキよ、口上じゃ!なにが出るんだ?」

「は……はいぃ……」
(知ってるくせに!女の口からいわせるな!)

「う……ウンチです……・
ウンチが……我慢できないんです。
させて……ください。ウ……ウンチがしたいのよっ!」

エレキは
そう言うと恥辱に顔を赤らめ
固く目を閉じてガタガタと堪える。

「まだ4分しか経っておらんぞ、ウンチは10分我慢してからじゃと
言っただろう」

べチン!!

エレキは
また勢いよく尻に平手打ちをされる。

「そんなっ!ああっ!も……もう出るの!
ああ!ウンチっ……ウンチよ!何度でも言うわ!
ウンチが出るの!……ウンチさせてっ!」
尻をくねくねとくねらせ、必死で排便を懇願する。

(ああ!みじめだわ……!)

「今出したら薬を倍じゃぞ。大人なんだから、黙って我慢じゃ」

「ああっ!出るっ!出るわ!!きいぃいい!」

エレキは
真っ赤な口紅を塗った唇から
白い歯をいいっとかみしばって、最後の力を振り絞る。

「あむむむ……きいぃいい!!」

肛門の中心からは
じくじくと、黄色い浣腸液が出はじめていた。

「ヒヒヒ……美人がウンチを我慢するのは色っぽいのう」
「おお……これが黄色い汁が濃くなってきますな。
それにドレスの腹の部分が
ヘコヘコうねっていて見ごたえがあります」

二人の変質者は
美女が煩悶する姿をみては、
ワインをちびちび呑み、あれやこれやと話をしている。

「ああ!あと何分なの!?
ウンチっ……!ウンチさせてっ!」

「やっと5分じゃ……。
ほれ、口上はどうした……」

ベチーーーン!!

「あああ!!も……もうダメ!ぐ……ああああ!!
口からでちゃううう!!……ぐ……苦しい!
ウ……ウンチさせて!もう我慢できないの!!」

「10分は我慢しろと言っただろう!」

バシ!ピシィ!!

「あむむむ……。きぃぃぃぃ!!」

エレキは口からよだれを垂れ流し、震えも大きくなっている。

「ひひ……女はしぶとい……気がふれるまで我慢じゃ……。
もっともっと我慢我慢……」

エレキは排泄を懇願する度に煩悶しながら恥ずかしい口上を言わされる。
言ったにも関わらす、我慢しろと尻を叩かれることを繰り返された。

浣腸室から聞こえるの美女の悲鳴がより濃さを増していく。

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