鬼の方が恐ろしい
何に比べて?
悪に比べて。
悪は、意識を支配する。
鬼は、無意識を支配する。
こんなことがあった。
笑って聴いてほしい。
ダウン症を抱える子どもが、毎日、荒ぶってしまうということがある。
止めるために、頭ごなしに叱られても、涙を流して泣きはするけど、またすぐに荒ぶってしまう。
私もグーパンチされたり、「死ね!」って叫ばれたり、ツバを吹きかけられたりもして、どうしたものかと思っていたところ、ふと頭に浮かんだので、歌を歌ってみた。
♪「おにはそと〜ふくはうち〜ぱらっぱらっぱらっぱらっまめのおと〜おにはこっそりにげていく〜」
(これは、『まめまき』という歌です)
「ふわふわ〜。」
この歌の1フレーズを謡う(うたう)と、その子がいつも言う言葉。
なにか、やわらかいものをイメージさせる言葉。
たまたま見たサイトに載っていたのは、羽を頭につけて、鬼を追い払う儀式がある、みたいなこと。
だから、私は、その子のために、羽を手に入れようと思ったんだけど…
あ!私の本名の頭には、羽がついてる!!
「頭に羽」!
…私は、羽を持っていなくても、その子の鬼を追い払うことができる力があるのかもしれない。
結婚に際して、思想的には、苗字は変えないままでいきたいところだったのだけど、相手の苗字が、あまりにも素敵だったので、その名前にしたくなったのだった。
しかも、その苗字には、おもしろい曰くがついていて…
夫のお父さんが、同じ漢字で、違う読みだったものを、自分が結婚をして戸籍を新しく作る時に、勝手に読み方を変えて、新しい苗字を創ってしまったのだ。
つまり、「本家」になったのだ。
私たちは、その2代目ということだね。
とにかく、私には、鬼を追い払う力が備わっている…かもしれない。
私は、歌うのが好き。
実は、口笛も、隙あらば吹いているから、芸術の域にまで達しているのでは?
…なんて思ってしまう。
その子は、時々、口笛を吹いてみせる。
私は、その子が口笛の道を歩む手助けができるかもしれない。
芸術の道は孤独だ。
でも、淋しくはない。
だって、好きで好きで、やらずにはいられないんだから。
あなたにも、それがあるはず。
ちなみに、うちの夫は、「YouTubeを観る」ことを極めている最中。
何故だかわからんが、本当にほしい情報が次々と入ってくるのだ。
いや、YouTubeさんが普通におすすめしてくるレベルを超えてね!
…最後に、「鬼は、無意識を支配する」の説明を。
(意識の領域での闘いならばまだ、意識的に策を立てられるけど、無意識の領域は、どう闘っていいのか見つけるのが難しい。)
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