見出し画像

PUR denim pants

PURで初めてのデニムパンツ、ようやく、ようやく完成しました!

今年は今までのPURで展開してきたブラウスやワンピースに合うベーシックなアイテムの展開を考えています。パズルのように色んな組み合わせをしながらコーディネートの幅が広がるように。

デニムパンツはPURのコーディネートに必要であって、私自身デニムへの特別なこだわりもある中で、中途半端なものは作りたくない、納得のいくものを、と時間をかけて製作していました。


今回、特にこだわった部分は、Made in Japan で経年変化を楽しみながら育てていく(VINTAGEにしていく)デニムを作るということ。


デニムの聖地、繊維の街と呼ばれている、岡山県倉敷市児島で。

アメリカで生まれたデニムですが、日本で初めて国産化したのがここ児島でした。今年に入り、児島の職人さんを訪ね、デニムの沢山のことを教えていただき、相談をしながら一貫して製作していただきました。

まず生地選びでこだわったセルビッチ。

セルビッチとは布を織る際に、旧式の織機(シャトル織機)で織り上げられ、デニム生地の端に耳と呼ばれる部分とほつれ止めが施されているものを指します。1870年頃、当時はファッションとしてではなく作業着として履かれ、生産効率を考えて、生地末端の処理を行わずに済むようにこのような耳付きを使用したことがはじまり。
1980年以降、量産性の高い織り機でデニム生地が織られるようになり、旧式織機の運転速度が5倍かかる耳付きデニムは少なくなってきたのですが、生産性が悪いがゆえに適度な不均一さ、荒さがあり、その独特な風合いがいい色落ちをしてくれる、と教えていただきました。まさに、PURで作りたかった、育てていくデニムパンツにぴったりな生地!


そんなセルビッチが見えるように、裾をロールアップして履いていただきたく、長さを2段階にして選べるようにしました。大きく折っても、2回折りにしても長さはお好みで。
ジャスト、もしくはシルエットが綺麗にでる少し短めの丈感の展開もご用意しました。
身長によって大変差がでる部分なので、コーディネートをイメージしながら、サイズ、丈の選択をご検討いただけたらと思います。

シルエットはお腹がすっぽりと入るハイウェストでベーシックなストレートライン。バックシルエットが大変綺麗です○


糊のついたデニムから一度洗いをかけた、ワンウォッシュと職人さんの素晴らしい加工技術、ヴィンテージの2色展開となります。

ウエストにつけたPURのオリジナル姫路レザー(ヌメ)の革パッチも、それぞれがここから経年変化をしながらどんな姿を見せてくれるんだろう。
年を重ねながら、デニムの変化を楽みながら履いていただけたら、それはとてもとても嬉しいです。



▪️予約期間  3/23 20:00〜4/3 23:59                                                                        ▪️お届け 6月中旬

PUR denim pants 
onewash  サイズ1/2  丈short/long
vintage    サイズ1/2  丈short/long



【基本の洗濯方法】
・型崩れを防ぐため、ボタンとファスナーは閉めておく。
・ロールアップ部分にゴミや埃が入りやすいため、ロールアップは伸ばしておく。
・色移りや擦れを避けるため、ジーンズを裏返して洗う。
・生地へのダメージが少ない、中性洗剤、またはおしゃれ着洗い用洗剤、デニム専用洗剤を使用する。また、手洗いモードやドライコースで優しく洗う
・高頻度で洗わなくてもOK。汚れたら、汗をかいたら洗う程度で○
・日焼けからを防ぐため陰干しする。
※乾燥機の使用は厳禁。縮みます。
※お湯での洗濯は色落ちがしやすくなります。ご注意ください。

HP▶︎https://pur-official.jp/

online store ▶︎ https://pur-official.shop/

Instagram ▶︎ https://www.instagram.com/pur__official/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?