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子犬に適切な食事の回数を!

パピークラスへ申し込まれた方にいくつか確認をする内容がある。
「食事の回数」がその中の一つだ。

犬との生活をスムーズにするためには、まず与えるべきこと(もの)を与えなければならない。

驚くべきことに多くの飼い主が「食事は2回です」と回答する。
まだ生後3ヶ月程の犬に成犬と同じ回数しか与えないとは。。。

犬の成長は身体の大きさによって若干異なる。
小型犬は成長が早く、大型犬はゆっくりである。

その小型犬でも生後7、8ヶ月頃までは身体がしっかり成長する時期のため、食事は3回にして欲しい。大型犬だと12か月頃までしっかり3回食にする。

残念ながらペットショップ出身の子犬に多いこの問題。

私はフラッと入ったペットショップで販売現場にたまたま遭遇することがある。
すると「大丈夫ですよ。当店の犬たちはすでに2回の食事に切り替えています。」という声が聞こえてくることがあるのだ。

大丈夫とは何を意味するのか?
購入検討者が日中は自宅に誰もいないためお昼のご飯が与えられないという心配に対して「大丈夫」なのだ。

当然、子犬にしてみれば全く大丈夫ではない。

必要なものが与えられていない状況では子犬にはストレスがかかる。
それが行動に現れ、飼い主家族にとって困る行動となる場合がほとんどだ。

しっかり食事を与えて欲しい。
24時間の中で適度に間隔を空け、3回の食事を与えること。
仕事の都合などでそれが夜中になるなら致し方ないだろう。
但し、食事に伴いトイレの時間も夜中に発生するだろうし、遊びに付き合うことも必要となる可能性が高い。
それが不可能な場合、ペットシッターや犬の保育園を利用することも視野に入れなければならない。

それもできないならば、子犬は迎えるべきではないと断言させてもらう。

優良なブリーダーであれば生後2ヶ月や3ヶ月の子犬に「日中留守だからご飯を与えられない」ような家族には大事に育てた子犬は渡さないであろう。

食事の回数だけでも行動に影響する場合があることを知って欲しい。

適切な食事を!


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