犬を迎えるということは何かを失うこと
コロナの影響で犬を迎え入れる家族が世界中で増えている。
こんな時代だから、これから迎える予定の人、迎えたばかりの人に改めて伝えたい。
犬を迎えるということは、大事な何かを失うということを。
大事にしていたカーペットを汚されたり噛まれたりするかもしれない。
早朝から散歩に連れて行くために睡眠時間が削られることもある。
観葉植物は置き場所を変えざるを得なくなる。
仕事帰りの友達からの誘いを断らなければならない日もある。
健康管理やしつけ、グルーミング、食事など、お金も時間もかかる。
人間が大きく関わらないと生きていけない犬との生活をするということは、それなりの覚悟が必要だ。
特に大きなサイズの犬や子犬、長毛種、作業犬種などより手間がかかるケースもある。
それでも人が犬との生活を求めてやまないのは、
「失うもの」以上に「得るもの」があるから。
でも少しの知識と技術と優しさを持って受け入れる気持ちにならないと、きっとその「得るもの」は得られなくなる。
犬を迎えるということは何か大事なものを失うこと。
でも少しの工夫でとても大きな何かを得ることになる。
犬との生活は本当にステキだ。