62.有無同然

断捨離とメルカリ(買う側)熱が再燃し、夏しか着ない服の衣替えと手入れを少々。最近は暑い、もしくは寒いので、秋や春の服装が相当少なくなった。私が子供の頃10月といえば冬服へ衣替え…10月で30度など無かったよなぁ。

春に一掃したバッグや洋服のうち、バッグが売れたとブランディアさんから連絡が来た。短水路世界選手権で2位になったご褒美で買ったラコステのボストン、持っていてももう使わないので里子に出した。新たなオーナーさんが大事にしてくれれば嬉しい。思い出は心の中で十分だ。

スカート、パンツ類はメルカリ最高。1.5万円が1500円など、お陰で定価ではうーん、なお洋服にも気楽に手を出せるし、またこれらをブランディアさんに出し、ご縁があれば、どなたかがまた着てくださる。自分で売るとなると保管しておかねばで厄介。新たな幸せが入ってくる広々スペースは常に確保しておきたい。
メルカリの出品者様とのやり取りも本当に楽しい。入れてくださったお手紙は、思い出の宝物だ。
そっちが楽しいから買うような気もしてきた…。

またまたYouTubeネタだが、仏教の教えに有無同然という言葉があるんだそう。

○○じゃなければ幸せになれない!とか自分で自分の首を絞めているということだ。
このことがわからない限りは幸せになれないとも。

ふーん、もうちょっと考えようと思う。
まだ分かりきれない。

今もてる全力を出して得た結果ならば、私のラコステ バックのように大切な思い出となっている。フランスの合宿でとても美味しいフォアグラ食べて2kg増量し罰ゲーム練習で800のプル行かされたなぁとか。単純においしかったね、楽しかったね、続きまた頑張ろで、すぐ重さなんて落ちるものを…いちいち良かろうにと思うが、そうはさせなかった時代だ。階級スポーツでもあるまいし、動きが良くなればそれでいいのに、小さいなと感じていた。

物事の本質を理解していれば、心身ともに充実していれば結果なんてついてくる。思い切って羽ばたける。楽しいってすごい力。
これを多くの人に伝えたい。
思い切って楽しむ心、まずは自分が楽しむ様子を見せてみよう!まずは真似っこで、今まできた。

バックがあろうがなかろうが思い出は心の中にちゃんとある。

余談だが柔道のアップでは、柔道に関連する基礎体力、基礎運動となるメニューがあるようだ。身体を操るって素晴らしいなと思う。
講道館のメニューだから恐らくどこも似た感じでしょう。

コンディショニングでお世話になる先生が柔道家なので話を伺ったら倒立とかバク転もありますよと。
えーーー!それ習いたい。受身が出来る様になりたい。技はいいや…。100も覚えきれないと思うし。

古武道のすり足や、股関節を畳むという動作を私がパッとみて理解した範囲で指導してみたが、腰の入り方がまるで変わる。面白い。伝え方、伝わり方、まだまだ磨けるなぁ。

本質的なもの、私は運動しか分からないが、体の使い方や動かし方については、これはこうするといいというルールがある。業界によって使う言葉が違うけれど内容は、ほぼ同じ。
関節が反対に曲がらないことを考えればわかるように、型みたいなものがある。

整体では、動いていない、緩んでいる、張っているを教えてもらって直してもらい、正しい動作って何?に、立ち戻していただいている。まだ出来ていない、そうじゃない、は、体が教えてくれる。

1週間、使いやすい動作で生活をすると、本質を捉えていない部分は痛くなったり動きが悪くなる。
代償運動を無くしていく作業だ。
壮大なテーマではあるが、自分にプレッシャーをかけることで、多くの方の楽しいに繋がるといいなぁ。

本質に関係しない動作は、別にあろうがなかろうがあまり関係ない。

枝葉末節に拘りすぎないこと、体幹からの動きや仕組みへの理解がしっかりしていれば、自ずと細かい部分は、ついてくる。

私の理解はこんなところかなぁ。

自戒の念をこめて。





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