52.いってらっしゃいませ

土曜日の8:30 神保町駅。9:00からの指導に向けてドトールのお姉さんに会うのを楽しみに、早めに家を出た。地元は学生の登校時間、ホームも電車もまぁまぁな混雑だ。

いつものCセット、ラテは大きいの。
今日はミトコンドリアのお勉強、今日も温煦(おんく 体を温めること)を意識して動くぞ。

いってらっしゃいとは、無事に行って無事に戻ってきてくださいという意味らしい。

彼女朝は大抵1人で店内の客は数名。10分くらいでざーっと飲み食いし、近くの会社に行くみたいで、あとはテイクアウト。
店を後にする方に元気よく「いってらっしゃいませ」と言い続けている。
私もこれを言ってもらうために…
いや、。。お腹空いてるから…。
両方かな。

………

「行って来ます」こちらも素敵な言葉。
つまり「行くけれども、必ず帰って来ますよ」という言葉だそう。
ドトールについては、土曜日は必ずいってきますになってるなぁ。

私の勝手な解釈だが、一応水に入るわけだし泳げるけど怪我や病気なく万事無事に1日終わるように、ひとまずこの仕事が終わるように、自分を鼓舞する意味も含みつつ、勇気を出せ!集中!という意味で行ってきますと言ってから店を出ている。この後横断歩道を渡るのだが、ほんの数秒、呼吸止めて頭を真っ白にするのが習慣だ。

ちょっと大袈裟だけど、これをいったら、スイッチOn、体もぼーっと火が入るような気さえする。

余談だが、
狙うレースの時は召集行く時に、結構この意味で行ってきます!を言って記録を作らせてもらったと思っている。あの人の顔やこの人の顔、思い浮かぶ。

なんか、ほんと、そこに居てくれて良かったって仲間ばかりだ。自分が死ぬ時には、行ってきますといいたい。

今の家では主人が大抵在宅で、私の出勤の方が早く頻度も多い。お見送りは彼のお仕事で、いってらっしゃいと、必ず見送ってくれる。
わざわざそんな、しなくていいよ!寝ててねと
思っていたが、これを言ってもらうようになってから、体は見違えるほど楽になり、健康になったし、仕事は順調だ。何よりご飯が美味しく感じるようになった。不思議なものだ。行ってきます健康法?

外に出るというイメージだった、行ってらっしゃい。もしかしたら、本当は元の位置に戻るという意味が強い言葉なのかもしれない。と思った秋の朝。

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