100.視点の話

視野や視点の話

水泳において、基本的には自分がコースロープに突っ込んだりタッチで突き指でもしない限りは怪我も故障もとても少ないのだが、なので見えているようで見てなくてもあまり大きな問題ではないのだが。

備忘録を兼ねて今朝指導で目線の動きについて気になったので書いてみたい。

軸の話の延長で、振り子の説明をした際に、目玉が動くタイプの方と全く動かないタイプがいらっしゃる。先日たった6Pしか読んでいない発達の本の中で目が追ってこれるようになるのは、生後で1-2ヶ月と知った。体の発達や脳の発達と関係があるということで(ここもまだ私の理解ではしっかりわかっていない)大人を扱っている点では、劣化、老化などを気にしてあげれば良いのかな?

高齢の方は概ね眼球運動も穏やかで周辺視野も狭いのだろうという感じが見て取れる。50代付近が差が激しく、周辺視野で見てくださる方とガン見していて目玉がぐりぐり動くのが遠目でもわかる方と…それを指導であちこち見ながら横目で見ていて私の目が回るからスタートしたこの勉強、運動においては目は結構大事なので時間をかけて(まだ理解はしていない)学んでみたい。

初心者はどなたもそうだろうけれど、視野がとても狭く精一杯となりがち。全体でどんな感じで動いているか?が全くわからない。子供では、上手くなる選手は、シャワーから誰が出てきたか?まで見ながら(泳ぎながら)練習をしているが、下手な子はそこに気を配れない。選手は特にパッと一瞬で見る癖が付いているし着けられている。普段と様子が同じとか違うとか、その辺りも見ているわけだが。

瞬時に情報をとらえる素質という意味では早い段階で見極めができる点だ。集中力を一気に向けてまた元に戻せる力に繋がると私は考えているけれど。また、少しならば指導で引き上げられるけれど、やっぱりいつまでも上手くならない子はこの傾向がある。

動体視力とか、瞬間視とか、周辺視野、注視、追視くらいしか私にはわからないし、勉強はまだこれからであるが、目の筋力を気にして調べると血流の良し悪しも学べるし、まさに違った視点で勉強可能だろう。言葉がけも、目で追ったり空間の認識にも合わせて話ができそうだ。

恐らく性格的なもの?考え方のパターンも似ているのだろうか…。それは言い過ぎなのか、生徒さんから学ばせてもらおう!

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