96.肘を使うこと 力の出し方

肘を使うこと 力の出し方

水泳においてがん!と強い力を出すと言うよりは、一瞬がん!で、その後は受け流して回してくる感じで、その話の検証を今朝の生徒さんで実施してみた。

日曜日、ある男性が突然上手く急変した。
今までの日々を思うと、あ、あれ?とあっさり。


火曜日朝の彼女の指導はウォーキングなのだが、軸を取ることがそもそも理解できず、感覚を感じ取ることすらわからないと言われ困っており、それを誤魔化すために断片的な会話に終始する。
その為終始、一挙手一投足に振り回されて、それを人にもするので、強い信念を持って軸を伝えてきた。私なりにもこうだよ!っていうことを徹底的に言い始めてから、心も変化しているのか、体の動きもみるみる良くなっていくので、ものすごい労力をかけた甲斐はあったようだ。いつまでお世話になれるかわからないが、多少でも彩が添えられれば嬉しい。姿勢が良くなると、穏やかになるようで、これを続けていければもっともっと楽しく過ごせるし、今日お話したお腹にボールで軸をとってというのも、お腹に力が入れば、動き回れるので前向きになるし、無駄な力を使わないので楽なので楽しくなるのかな?と勝手に理解した。

お腹の力の入れ方。と言う話を小指側の肘の(泳ぎでは肩まで)動かし方でしている訳だが。
急に良くなった男性も、今朝の彼女も、中野のみんなも、感覚を感じ取れるようにしてあげられれば、喜んでいただけるし、頑張ろうとも思えるし、あ、そーいうことだったのか?!となれば希望も見えてくる。

やり方は、小指側の肘を進みたい方向(クロールならば右手なら右斜め前)にがんと張り出して、水に乗っかってください。怖い方は肩を入れて受身するように。反対のではエルボーってするみたいに引いたらすっと緩めて回しましょう。
たったこれだけで、右上左下の斜線(/)になっている。これだけ。

これだけの課題を、様々な角度からあれやこれやと話をして検討してもらい、円を描くように、それは自分の前にも円柱があって、くるっとまきとられるようにとか、どの時点のどこの話か?が伝えるのに一苦労しているが、前後の繋がりを見てあげるとわかるよ!と話している。
私も毎日すごい勉強だし、楽しい学びができている。

まず気がつく、そうすれば先は見える。

気づかせてあげる。色々見せてあげる。
そんな先を照らす北極星のような先生にわたしはなる!笑笑と、他の生徒さんに宣言してみた。

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