108.基礎基礎基礎きそーーー

基礎基礎基礎きそきそー

生徒さんから、2022年の来年は4種目をきっちりと泳げるようになりたいです!と宣言を受け、流れで、では基礎をやりましょうとなった。

水泳の基礎は
・だるま浮
・伏し浮き 背浮き
・蹴伸び

なのだが、泳ぎ出していくことを考えた場合は、だるま浮きから大の字になって肋骨開かないように、お腹の力が入ったままで泳ぎ出す。
関節は全部緩ませておく。

詳細を実演を交えてお話しすると丸々1時間かかるのでざっと説明するが、手を上げ下げ、前後した時に肋骨の骨が前面に飛び出てくるとお腹の力が抜けてしまい、手の動きに引っ張られて体が伸びて泳ぎづらくなってしまう。

この説明に時間がかかるのだが、まぁそういうこととして、肋骨の骨を触った状態でキックをしたり浮いてみたり、どんなふうに動くかなーと、今までどうやっていたかなー?!を、半ば遊びに近い練習をしてみた。骨がモゴモゴ複雑に動くことを分かっていただけた。これだよ!についてはほんの10秒と呆気ない…けど、これでまた心がぼっと熱くなったと思う。

基礎の基礎はぜーんぶ繋がるので、説明を整理整頓して、こうするとここと繋がる、これとこれは仲が悪い、などなどの説明をしてみた。

我ながらよくここまで育てていただけた。1人で指導しながら感動してしまった。基礎の基礎を徹底的にブレずに教えられるようになった。幸せでございます。
まぁ自分のことは良いとして。

手の位置はここだよー、こっちには回せるよ、こっちは力が逃げちゃうからダメだね…
などなど、私は指導がとても楽しかったし、生徒さんも、これならば年齢がいっても、無理なく動けそうだ、あとは今日の話を今はなんとなく掴んだだけで、まだはっきりとはしていないから、もう少し理解して実践に移すことだ。とおっしゃっていただけた。

ひどいね…という泳げないと一言でいうのは失礼なくらいこんがらがってしまって、どうしたら良いのかわかんないという絶望感満載のところから、今日を迎えて、良かった、本当によかったと思っていた。ご本人は日々の成長があまりわからないかもしれないが…

私側からすれば、彼女はまだまだ出来るし、理解してもらえるし、そこには徹底的に付き合いますし、めげても必ず元気な言葉をかけるし、頑張ろと思ってもらって帰すしね。こんがらがろうが、絶望しようが、必ず光を見せてあげられる。

みんながちょっとずつ、私に自信のもと、わかんない事を教えてくれて共に解決してきて、光の素をくれたのだから。わたしもちょっとずつ元気の光を返していこう!

私の迷いを取り除く言葉が基礎なのだ。しつこいほど書いてみたが、頭の中ではこの1000倍は毎日言っている。基礎に勝る技術はない。基礎にしか答えはない。基礎ができるようにしてあげなければ上積みない。誤魔化されようが、何しようが様々なことを1発で見抜くんだ!そう決めている。
緩ませること、心身共にリラックスして楽しんでもらうこと、笑いながら泳げること。来年はこの部分を厚くして基礎を徹底的に押し売りしたい。笑笑

何があろうと基礎なんだ!

基礎ってなんだ?股関節か?姿勢か?どの動作だ?
なんといって伝えるか?!

今日使っていたセームは指導中にプールで転けて肋骨骨折した時に買ったもので…あれから何年みたいに思っていた。ちょっとヨレヨレしてきたのが残念だがとても気に入っている。
過ぎてしまえばなのだが、冷えが回ってしまって、身体中痛くて動けなかった日々があっての股関節痛やら腰痛やら。肩肘にも、背中や首、膝や足首、心も含めて暗黒時代だった。挨拶するのも激痛…水着脱ぐのも一苦労…でも走って移動…そんな思いを誰にもしてほしくない。
誰も助けてくれないとも言わせたくない。
全部は無理としても緒くらいは…

みんなが、先生こんにちわ〜って
声かけてくださるように、毎度楽しく元気でニコニコしていたい。仕事終わりにモンベルで試着しながらこのパンツで寒くなっても暖かく過ごせるぞ!とニンマリ…

基礎基礎基礎…
やっぱり私はしつこいわー笑笑

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