128.水に乗る

水に乗る

一言で言えば水泳にとって大事なことはこれで。
ではそれを叶えるためには?
姿勢を正すとか、無駄な力を抜くとか、推進力を無駄なく得るとか…
つまるところはそんな感じなのだが。
体重の移動だよ!と言って、あ、そっか!そうだよね!となる方がやはり少ない。

水泳を始めるきっかけはそれぞれではあるが、社会人になって時間ができたからとか、子供の時にできなかったからとか、お子さんが始めたから付き添いとか、健康診断で痩せなさいと言われたからとか、他のスポーツに支障が出る病気や怪我をしたとか…理由は本当に様々なんだなぉと常々感じる。

指導歴も20年に近づいてきて(20年も可愛がってもらって嬉しい限りだ)、この水に乗るの難しさを生徒さんが教えてくださっている。

力抜いてって言うと全部抜いてしまうし、入れて!と言うとガチガチって、何とも不器用で笑えてくるんだそう。
うーーーん…これは一筋縄にはいかないけど、支える系の体幹の力は弱いのは明らかだし、バランスが取れなくなってきているのも明らか。
神経伝達も、ややのんびりになりだしていて、イメージしたことが体に伝わってこないんだそう。

動作を指導するときは、いっぺんに一つの動作を終わらせるように、動作の塊として、真似っこしてもらうのだが、どうなっているのかな?と言うのを見るポイントも、1箇所に偏りがちだ。

まぁそれは私が別のスポーツした時に感じたことだが。おんなじ形にしましょ!っていう模倣が上手になってくれば、違い(これとこれの差は?)が見えてくるし、体がこうやって動くという、信号も命令も送れるし受け取れるようになってくるはずだ。

YouTubeのネタ探しでずーっと思い付かずに今日まで来たけれど。

真似っこスイムももしかしたらアリなのか?と
思ってみたりみなかったり…

トレーニングとスポーツは違う…
私は全体を満遍なく見れるようになったのだろうか…

2019年の写真などを整理していて当時勉強していた内容が出てきたが。使っているものは確かに1/4くらいある。

さて、また水に乗って遊んでこよう…

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