178.お髭 笑笑
お髭 笑笑
今日は水道橋店で前回の大会の反省練習という指導をしてきた。熱心な生徒さんで頑張りすぎるから泳げなくなっており最低を更新中、どこかで歯止めを効かせないといけないのだが、なかなか下げ止まらない…先生としても、なんとかしたい!と、私の方も頭の端っこから端っこまで、使えそうなものはないものか?と必死に探したのだが、全く見当たらない。そんな時は、何故私たちの体が前に進むのか?そもそも論、こここそ、基礎基本だ!とぴこーんと神降臨、いやー間に合って良かった。頼みの綱としてきてくださった、彼女に、お土産も持たせられないのは心苦しいのです。
さて、その助かった話はともかくとして。
何故進むのか?子供の頃にコーチに詰め寄って、自分で見つけなさい!と言われた課題に、挑んでみたいと思う。
水を後ろに押せば進む。
90度では抵抗が大きい
0度では抵抗はないが推進力はない。
覚えるべきはこれだけだった。
いや、終わりかい!となりそうなので。
90度はたくさんの水を押せるが時間がかかる。水深が深くなるので(抵抗が大きい)
0度は全く水を押さない、その代わり早い。
水深が浅くなるので(抵抗が小さい)
この式を使えば良くて。
じゃあ間をとって45度ならどうか?
まぁまぁ水を押せる
そこそこはやい
水深はまぁまぁ、浅くも深くもない
抵抗はそこそこ。
じゃあ求めに応じて
20度ならどうか?
抵抗はかなり少ない スピードは早い
水深は浅い 推進力はまぁまぁ
↑これが答えなのだが。
生徒さんの特性に合わせて、ここを使い分けていて。
重い方が感覚がわかる方には35度
素早くちゃっちゃっと動くのが得意なタイプには15度とお伝えしている。
クロールはバタフライを半分こにしたものですよ!という説明を一つ挟んでおいて…
バタフライのストロークはお髭の形。
詳しくは手がちぎれそうになるので省略するが、横に向かって(お髭のように)さーっと払うように水を押せば(この払う角度が水面に対して15度や20度や35度)いいよーと。
最近こんな感じのお髭の持ち主は減ったなぁ。
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